ソニー、新筐体のバイオJなどデスクトップPCを一新
~バイオRXシリーズは、DVD-RW搭載モデルを拡充

10月25日より順次発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:VAIOカタログセンター
    Tel.03-5454-0700


 ソニーは12日、デスクトップPCのラインラップを一新、Windows XP Home Edition搭載の新モデルを発表した。

 エントリーモデルの「バイオJ」では、筐体を一新し、CPUにAthlon 1GHzを採用したほか、ハイエンドモデルの「バイオRX」は全機種Pentium 4搭載となった。バイオRX/Jシリーズが10月25日より、バイオLXが10月27日より発売される。価格は全機種オープンプライス。


■バイオRX

PCV-RX73L6
 最上位モデル「バイオRX」では、全機種Pentium 4が搭載され、2.0GHzの「PCV-RX73」、1.7GHzの「PCV-RX63」、1.5GHzの「PCV-RX53」の3モデルが用意される。 ディスプレイ無しモデルの店頭予想価格は「RX73」が約37万円、「RX63」が約27万円、「RX53」が約18万円。OSは全モデルWindows XP Home Edition。

 従来モデル同様、TVチューナー機能付きのハードウェアMPEG-2エンコーダーカードを搭載したAV向けPCとなっており、新たにCPUやHDDなどが強化されたほか、DVD-RW搭載機を拡充した。新たに、本体前面にメモリースティックスロットを搭載したほか、ソフトウェアのアップデートなども行なわれている。

 上位モデルの「RX73/RX63」は、Intel 850ベースのデスクトップPC。メモリは256MB RDRAM(最大512MB)、HDD 100GB(RX73)/80GB(RX63)を搭載し、ビデオカードはGeForce 2 MX搭載カード(32MB)。パイオニア製のDVD-RWドライブ「DVR-103」を内蔵する。

 TV録画ソフト「Giga Pocket」がバージョンアップされ、Ver.4.3となり、DVD-Video作成機能「Simple DVD maker」を搭載したほか、TVにOSD(On Screen Display)表示が可能となった。

 下位モデルの「RX53」は、Intel 845ベースのデスクトップ機で、メモリは256MB SDRAM(最大512MB)、HDD 80GB、16/24/10/40倍速DVD/CD-RWコンボドライブ、RIVA TNT2 M64搭載ビデオカード(32MB)を搭載する。

 Type 2のPCカードスロット×1や、IEEE 1394×2(6ピン/4ピン各×1)、MPEG-2エンコーダーカード用のビデオ入/出力(Sビデオ/コンポジット共用)、光デジタルオーディオ出力端子(RX73/RX63のみ)×1などを装備する。本体サイズは203×371×366mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約12.5kg(RX73/RX63)/13.5kg(RX53)。

 ソフトウェアは、フォトレタッチソフト「Photoshop Elements」や、地図ナビゲーションソフト「Navin' You Ver.5.5」などが付属。また、「RX73」には動画編集ソフト「Premiere 6日本語版」が、「RX63」には「Premiere 6.0 LE 日本語版」が付属する。

 それぞれにディスプレイ付属モデルが用意され、「RX73」には、19インチFDトリ二トンCRT付属の「PCV-RX73V9(店頭予想価格:43万円)」、1,280×1,024ドット対応16インチTFT液晶付属の「PCV-RX73L6(同:45万円)が用意される。

 また、「RX63」には、17インチFDトリニトロンCRT搭載の「PCV-RX63V7(同:30万円)」と、1,024×768ドット対応15インチTFT液晶付属の「PCV-RX63L5(同:32万円)」が、「RX53」には、17インチFDトリニトロンCRT搭載の「PCV-RX53V7(同:21万円)」と、1,024×768ドット対応15インチTFT液晶付属の「PCV-RX53L5(同:23万円)」が用意される。

□製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/PCV-RX73/


■バイオJ

PCV-J21MGL5
 エントリーモデル「バイオJ」は、筐体を一新し、OSにWindows XP Home Editionを搭載する。

 搭載ディスプレイなどの違いで4モデルが用意される。店頭予想価格は、1,024×768ドット対応の15インチTFT液晶が付属し、Giga Pocketを搭載する「PCV-J21MGL5」が約18万円。「J21MGL5」からGiga Pocketを省いた「PCV-J21ML5」が約16万円、17インチCRT付属の「PCV-J21MBPV7」が約16万円、15インチCRT付属の廉価モデル「PCV-J21V5」が約13万円の見込み。

 全モデルCPUにAthlon 1GHzを搭載し、メモリは128MB SDRAM(最大512MB)、HDD 60GBを搭載する。8/20/8/32倍速DVD/CD-RWコンボドライブを搭載、チップセットはSiS 730Sでビデオ機能はチップセット内蔵。

 最上位モデルの「J21MGL5」のみ、TVチューナー付きのハードウェアMPEG-2エンコーダーカードを搭載し、Giga Pocketを利用したTV録画などが可能となっている。Giga Pocket用のリモコンも付属する。

 全モデル100Base-TX対応EthernetやIEEE 1394(4ピン/6ピン各×1)を装備するほか、上位3モデルでは、前面にメモリースティックスロットを搭載する。本体サイズは170×365×306mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約9.2~9.5kg。「J21MBPV7」のみOffice XP Personalが付属する。

□製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/PCV-J21MGL5/


■バイオLX

PCV-LX93G/BP
 省スペース型デスクトップPC「バイオLX」では、Pentium 4を搭載したモデルを拡充した。小さな筐体にPentium 4を納めるため、本体側面に大きな通風口を装備し、BIOSレベルのファンコントロールなどの熱設計が行なわれている。

 Pentium 4ベースの4モデルとCeleronベースの1モデルが用意され、全モデルフォトレタッチソフト「Photoshop Elements」を同梱している。

 最上位モデル「PCV-LX93G/BP」はペンタブレット対応の15インチTFT(1,024×768ドット)液晶と、TVチューナー搭載のハードウェアMPEG-2キャプチャカードを搭載し、Giga Pocketを用いたTV録画などに対応する。店頭予想価格は28万円前後。

 CPUはPentium 4 1.5GHz、メモリ256MB、HDD 80GBを搭載。チップセットはIntel 845でビデオカードはGeForce 2 MX搭載カード。8/8/4/32倍速DVD/CD-RWコンボドライブを搭載する。

 Type 2のPCカードスロット×1を搭載し、メモリースティックスロットやIEEE 1394×2(6ピン/4ピン)、100Base-TX対応Ethernet、V.90モデムなどを搭載する。本体サイズは、167×370×280mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6.5kg。

 「PCV-LX83G/BP」は、「LX93G/BP」からTVチューナーカードとGiga Pocketの機能を省いたモデルで、店頭予想価格は約25万円の見込み。

 「PCV-LX53G/BP」は、「LX93G/BP」の液晶を広視野角15インチTFTとしたモデルで、店頭予想価格は約25万円。

 「PCV-LX53/BP」は、「LX53G/BP」からTVチューナーカードとGiga Pocketの機能を省き、液晶を15インチTFTとしたモデルで、店頭予想価格は約22万円。

 また、「PCV-LX33/BP」は、Celeron 1GHzベースの廉価モデル。チップセットはSiS 630でビデオ機能もチップセット内蔵。そのほかの仕様は「LX53/BP」と同等で、店頭予想価格は約19万円。

□製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/PCV-LX93G/

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/

(2001月10月12日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

I
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】

【Watch記事検索】


【PC Watchホームページ】


ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp

Copyright (c) 2001 impress corporation All rights reserved.