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ソニー、有線/無線LANを搭載した新「バイオノートSR」 |
標準価格:オープンプライス
連絡先:VAIOカタログセンター
Tel.03-5454-0700
ソニー株式会社は、「バイオノートSR」シリーズをモデルチェンジし、100Base-TX対応EthernetとIEEE 802.11b準拠の無線LANを搭載した3モデルを11月17日より発売する。価格はすべてオープンプライス。
CPUに低電圧版モバイルPentium III 800AMHzを搭載した上位モデル「PCG-SRX7」と、低電圧版モバイルCeleron 650MHzを搭載した下位モデル「PCG-SRX3」のほか、PCG-SRX3にDVD/CD-RWコンボドライブを同梱し、Office XP Personalをプリインストールした「PCG-SRX3/BD」が用意される。店頭予想価格は「PCG-SRX7」が22万円前後、「PCG-SRX3」が15万円前後、「PCG-SRX3/BD」が20万円前後の見込み。OSは全モデルWindows XP Home Edition。
液晶を閉じた状態 | Bluetoothのアンテナ | 従来モデル(右)との比較。奥行きが短くなっているのがわかる。 |
チップセットはIntel 815EMを搭載し、ビデオ機能はチップセット内蔵(11MB、メインメモリと共用)。メモリはオンボードで128MBを搭載し、別途Micro DIMM 128MB(最大256MB)までの増設が可能になっている。HDDは上位モデル「PCG-SRX7」が30GB、下位2モデルが20GBを備える。
液晶は1,024×768ドット対応の10.4インチ低反射型TFT液晶を搭載する。インターフェイスは、PCカードスロット(Type 2)×1、マジックゲート対応メモリースティックスロット×1、USB×1、IEEE 1394(4ピン)×1、56kbps対応モデムなど。またオプションのディスプレイアダプタ「PCGA-DA1S」を併用することで外部モニタへの出力にも対応する。
【お詫びと訂正】初出時、Bluetoothとメモリ周りの仕様の表記に誤りがありました。お詫びして訂正させていただきます。
本体左側面。Ethernet端子、PCカードスロット、IEEE 1394、外部モニタ出力用端子、モデムなどを装備。PCカードスロット上部に「ワイヤレススイッチ」を備える | 本体右側面。メモリスティックスロット、USB、マイク、ヘッドホンジャックなどを備える | SRシリーズ用のアダプタ。「VAIO」のロゴが掘り込まれている |
バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は上位モデル「PCG-SRX7」が約4~6時間、下位2モデルが3.5~6時間。オプションのLLLバッテリを使用することで、最大12~12.5時間の駆動ができる。
従来モデルより奥行きを15mm減らし、本体サイズは259×194×27.8~32mm(幅×奥行き×高さ)、重量も約140g軽量化され、約1.25~1.26kgになっている。
各種LEDを透過して表示するポリカーボネード素材のパームレスト。青く点灯しているのはBluetoothのLED | 新たにバックボタンを備えたセンタージョグ | メモリスティックスロット。窓を備えているのでメディアの有無がわかる |
PCGA-CRWD1 |
インターフェイスはIEEE 1394。ドライブに電源を供給する独自のコネクタを搭載するため、今回発表された「バイオノートSR」シリーズと「バイオC1」シリーズでは、ACアダプタを使用せずに利用できるほか、リカバリCDとしても使用できる。
なお「PCG-SRX3/BD」には、「PCGA-CRWD1」用のACアダプタは同梱されない。
縦置きにも対応する | 向かって左が電源供給用の端子。右がIEEE 1394端子 |
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/PCG-SRX7/
□関連記事
【5月17日】ソニー、VAIOノートシリーズも一新
~SRにソニースタイル・オリジナルカラーモデル
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010517/sony1.htm
(2001年10月12日)
[Reported by yosida-s@impress.co.jp]
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