ソニー、Net MDに対応しAV機能が強化された新型バイオMX

10月27日発売

価格:オープンプライス

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 ソニーは、Net MDに対応したバイオMX「PCV-MXS1L5」を10月27日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は30万円を切る見込み。OSはWindows XP Home Edition。

 CDやMDなど、さまざまな音楽ソースをハードディスクへ録音して楽しむためのミュージックサーバー。本体デザインが従来モデルから一新され、新たにNet MD対応のMDドライブを内蔵。ハードディスク上の音楽データを高速でMDにコピーすることなどが可能になった。MDLPでの書き込みにも対応する。

 また、ソニー独自のサウンドシステム「Sony Digital Audio System」を搭載することで、音楽ソースを再サンプリングやミキシングを経ずに伝送することが可能になったという。アンプは20W+20Wのアナログハイレスポンスアンプを内蔵し、4.8リットル木製キャビネットの2WAYバスレフスピーカーが付属する。本体背面の冷却ファンは内部温度に合わせて回転数を制御する静音設計となっている。

 TVチューナ付きハードウェアMPEG-2エンコーダを内蔵し、TV放送などの録画も可能。8Mbps/720×480ドット/30fpsの高画質モードで17分/1GB、4Mbps/720×480ドット/30fpsの標準モードでは34分/1GBの録画ができる。

 そのほかの主な仕様は、CPU Pentium 4 1.5GHz、メモリ 256MB(PC133:最大512MB)、HDD 80GBを内蔵。チップセットはIntel 845を搭載し、ビデオカードはGeForce2 MX(32MB)。8/8/8/24倍速のDVD/CD-RWコンボドライブのほか、Net MD対応のMDドライブ、FM文字多重放送チューナーなどを内蔵する。

 インターフェイスは、マジックゲート対応メモリースティックスロット×1、Type 2のPCカードスロット×1、100Base-TX Ethernet×1、USB×2、IEEE 1394×2(6ピン/4ピン)のほか、光デジタルオーディオ入出力端子、ライン入出力端子、ビデオ入出力端子などを備える。

 本体サイズは、192×382×346mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約11.5kg(本体のみ)。オーディオ機能を1つのアプリケーションで利用できる「SonicStage Premium」や、TV録画用ソフト「GigaPocket」などが付属する。

 また、付属の液晶ディスプレイは、XGA(1,024×768ドット)対応アクティブマトリックス方式(a-siTFT)液晶ディスプレイ。最大輝度は400cd/平方メートル、視野角は左右150度、上下110度、応答速度は25ms。本体サイズは380×200×320~370mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約5.2kg。

 なお、液晶ディスプレイが付属しないモデル「PCV-MXS1」も用意される。本体の仕様はPCV-MXS1L5と同様で、価格はオープンプライス、店頭予想価格は24万円前後の見込み。

本体背面 オーディオ・DVD用として付属するリモコン 付属するスピーカーのコーンも大型化された

Sony Digital Audio Systemの基板 20W+20Wのアナログハイレスポンスアンプ アンプに搭載されたスピーカー端子など

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□バイオシリーズのホームページ
http://www.vaio.sony.co.jp
□製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/PCV-MXS1L5/

(2001年10月12日)

[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]

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