勝又 楓Presents ガールズ ガジェ活♪

ドスパラのお絵描き向け8型タブレット「raytrektab」でイラストに挑戦

全編は動画でご覧ください

若杉: 今回のガジェ活は、ドスパラのWindowsタブレット「raytrektab DG-D08IWP」を取り上げます。1つお断わりがありまして、今回お借りしたのは量産前の試作機です。製品版では裏側に製品のロゴがプリントされています。

 まずは楓ちゃんにこの製品のスペックを紹介してもらいましょう。

: raytrektabは、CPUにAtom x5-Z8350、メモリ4GB、ストレージ64GB、1,280×800ドット表示対応8型液晶を搭載。

 インターフェイスはIEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 4.0、Micro USB、microSDXCカードスロット、Micro HDMI、前面/背面に200万画素Webカメラ、ヘッドフォン出力を装備。

 そして、液晶はワコムのデジタイザを搭載し、4,096階調の筆圧に対応しています。

 本体サイズは約214×128×10.1mm、重量は約400g。価格は49,800円となっています

「raytrektab DG-D08IWP」
製品版の背面

若杉: まず、この製品の特徴は、8型というサイズ感。この大きさだと手の小さい女性でも、わりと持ちやすいかなと。

: 私は女性としては、手があまり小さい方ではないんですけど、両手でしっかり持ててる感じがします。

若杉: 片手で持ったらどうですか? たとえばこれで電子書籍を読む場合とか、片手で持って、重さとかどうです?

: 読書する分には、両手で持って、たまにページめくりのときに片手で操作するくらいだと思いますが、ゲームだとずっと片手で持ちますよね。それだと長くは持てないかなという重量感です。

若杉: 楓ちゃんは読書のとき、両手でしっかり構えて読むんですね(笑)。

: 両手で持ちますね。

若杉: 僕はベッドに寝転がって、スマホで片手で読んでるんで(笑)。

: 私、それ疲れちゃうんですよね(笑)。

若杉: 個人的な話だけど、椅子に座って読書というのはしばらくやってないです(笑)。

: 寝ながら読むときのリスクって、寝落ちしたときに、顔に落としますよね。私、けっこうやって(笑)。

若杉: 話を元に戻すと、8型ということで、幅が大体21cm、高さが13cmくらいなんで、カバンに入れて持ち運びしやすいです。

 一昔前のこれくらいのサイズの製品は、性能がちょっと低かったんですね。で、あまりいろんなことに使えないという評判だったんですが、ここ数年のこのサイズのタブレットは、軽めのものならゲームもできるし、ブームにもなったんですよ。

 ただ、日本以外ではこのサイズってあまり人気がないみたいなんですよね。日本で流行ったのは、小型なので小柄だったり、都心で電車通勤する人にとって持ち運びしやすいといったことから好まれるのと、当時「艦これ」が流行っていて、それを外でやるのにうってつけだったんですね。

 でももう海外メーカーはあまり作らなくなってしまいました。そんな中で久しぶりに8型のWindowsタブレットが出たというのは、それだけで結構価値があります。

: この製品のCPUとかメモリのスペックってどれくらいなんですか?

若杉: この製品はさきほど紹介してもらったとおり、Atom x5-Z8350というCPUが使われています。このAtomはいわゆるエントリー向けのものですが、Webや、SNS、YouTubeを見たりという軽い用途なら問題なく使える性能です。

 ストレージが64GBというのは、データをいろいろ溜めるには少ないかなと思いますが、メモリは4GBあるので、メモリ不足でカクツクということはないので大丈夫かなと。

 液晶の解像度が1,280×800ドットというのは、少し低いかもですね。アプリによっては、狭いと感じるものもあると思います。

 この製品はタブレットだけど、会社や家なんかで使う場合は、USBやBluetoothのキーボード、マウスをつないで、HDMIからディスプレイに出力すれば、デスクトップPCのように使うこともできます。

 もう1つ大きな特徴はワコム製デジタイザです。最近は、iPadでもペン対応のものがあったり、Surfaceもペンが付属して便利に使えますが、raytrektabはイラスト用途に最適と謳ってる製品です。

 で、風の噂によると、楓ちゃんは絵心もあるとか?

: どこの風の噂だろう?(笑)。

付属のワコム製デジタイザ。予備のペン先とリムーバーも付属

若杉: その辺りを確認させてもらおうと(笑)。この製品にはプロも利用しているイラストやマンガ制作用ソフトの「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」が付属しています。これでイラストを描いてもらいましょう。

 このデジタイザは4,096段階の筆圧を検知できるので、線を書くにしても、力のいれ具合で太さを変えられます。ので、習字の抜きとかも表現できます。また、ペン先の逆には消しゴムの機能もついてます。

: では、春をテーマに描いてみます。

若杉: この画像はせっかくなのでダウンロードできるようにしておきます(笑)。

 今回の製品の感想はいかがですか?

: 久しぶりに絵を描けて楽しかったです。女性目線で言うと、片手で使うときは長時間だと疲れちゃうのかなと。ただ、持ち運びという点では、どこにでも持って行ける重さなので、どこでも電子書籍を読めるとか、絵を描けるのは便利だなと思いました。

若杉: タブレットで使うに当たっては、まだ現時点ではアプリの数が競合のAndroidやiOSに比べて少ないんですが、標準でLINEとかFacebookのアプリも入ってるし、Kindleアプリもあれば、ゲームもできます。値段は49,800円ということで、CPU、メモリ、ストレージだけを見るとちょっとだけ高いかなとも思えるけど、この製品にはワコムのペンがついてくるということで、そこに魅力を覚える人にはアリなのかなと。

 最近は、PixivのようなイラストSNSもあって、若い子も投稿してたりしますし、この製品はPCとしても使えるので、入門用PCとして子供に与えるのもアリではと思います。

作画: 勝又 楓 画伯

若杉 紀彦