トピック
国内有数のeスポーツチームSCARZ代表の友利氏がマウスコンピューターをパートナーに選んだ理由
~りゅうせい/Zepher氏が語る高性能PCがゲームプレイにもたらす確かな効果
- 提供:
- 株式会社マウスコンピューター
2025年9月4日 06:30
さまざまなゲーム部門を持ち、多くのプロゲーマーやストリーマーが所属する国内有数のeスポーツチーム「SCARZ」。そのSCARZが、2024年10月にマウスコンピューターとスポンサー契約を締結した。eスポーツチームを運営する上で、スポンサーの獲得は必須だが、SCARZがパートナーとしてマウスコンピューターを選んだのには理由があった。
一方、所属選手目線でも、高性能なマウスコンピューターのゲーミングPC「G TUNE」を使える環境が用意されるということは、予算面はもちろんのこと実際の試合でも多くのメリットを享受できる。
今回、SCARZ代表の友利洋一氏(編集部注: 役職は取材時のものです)および、ストリートファイター6で活躍するプロゲーマーの「りゅうせい」、VALORANTを中心に活動するストリーマーの「Zepher」の3名に話を聞いた。
友利氏はなぜマウスコンピューターを選んだのか?そして、選手らはG TUNEをどのように活用しているのかについて紹介していきたい。あわせて、G TUNEの最新デスクトップモデルのレビューもお届けする。
SCARZがマウスコンピューターを選んだ理由
eスポーツチームはマネタイズの手法を拡大しているが、やはりスポンサー契約はその要の1つとなる。チームとPCメーカー、どちらから協業を持ちかけるかはケースバイケースだが、今回の場合、友利氏からマウスコンピューターに協業を打診したのだという。マウスコンピューターを選んだ理由について友利氏は「長きに渡ってeスポーツシーンを支えているメーカーだから」だと語る。
友利氏は2015年頃開催されていたLeague of Legendsの公式大会にマウスコンピューターが協賛していた時から同社に関心を持っていたという。ただ、それから接点を持つことができなかったのだが、2024年に友利氏からマウスコンピューターにコンタクト。SCARZの目指す方向性と、マウスコンピューターのeスポーツシーンを支えたいというビジョンが一致したため、スポンサーシップへと発展した。
スポンサー提携の内容もそれぞれ異なってくるが、eスポーツチームがPCメーカーと提携する場合、スポンサーから金銭そして機材で支援を受けることが多い。SCARZとマウスコンピューターの提携内容もおおむねこれに当てはまるのだが、この点については「単にお金をいただいて、製品を紹介するだけなら、それは広告代理店の仕事になります」と友利氏。
「我々としては、マウスコンピューターさんのPCを活用しつつ、長期的にeスポーツを文化として日本に根付かせるための活動をやっていきたいんです。その流れの中で、G TUNEを訴求していきたいと考えています。まだ具体的なお話はできないのですが、マウスコンピューターさんと共同でプロモーションも仕掛けていくことを検討中です」(同氏)。
また友利氏は、G TUNEの利用を試合での実績にも結びつけて行きたいと考えており、「G TUNEとともに、世界の舞台で戦っていきたい」と息巻く。
PC本体についてはすでに数十台の提供を受けている。eスポーツ選手にとって「相棒」と友利氏が表現するゲーミングPCは、野球選手にとってのバットやグローブと同じような存在。実際に、G TUNEを使ってみて、選手はどのように感じているのか?続いて、りゅうせい氏、Zepher氏へのインタビュー内容をお届けする。
高性能なPCにしたら急激にゲームがうまくなって日本一に
--お二人はどういった経緯でプロゲーマーやストリーマーになられたのでしょうか。
りゅうせい:趣味としてゲームセンターで格闘ゲームをプレイしていたのですが、格闘ゲームシーンでウメハラさんを初めとしたプロゲーマーが出てきて、そういう道があるなら自分もなってみたいと思って目指しましたね。現在はストリートファイター6をプレイしています。
Zepher:元々ゲームが好きで、PCゲームを小学生ぐらいから始めていました。それからバトルロイヤルゲームのブームが来ていて、フォートナイトをプレイしていた時、現在とは違う海外のチームから誘いがあってプロゲーマーになりました。
--お二人の現在の主な活動内容を教えてください。
りゅうせい:動画投稿や配信を通じて、自分がどんな人間なのかを知ってもらうことが大切だと思っています。また、それらのコンテンツによってSCARZを知ってもらいたいです。ただ、個人的に一番重要なのは競技シーンです。1年間を通して国内外の大会に多く参加しています。そして参加するからには、勝つことを目指し、日々活動や練習をしています。
Zepher:プロゲーマーとしては2025年の4月に引退して、現在はストリーマーとして配信がメインの活動です。配信者や元プロが集まる大会やイベントに参加することもあります。タイトルはVALORANTが中心です。
--選手目線でSCARZってどんなチームでしょうか?
りゅうせい:本当に環境がいいです。何不自由なくゲームに専念できるような環境を作ってもらっているので、チームに対する信頼度はすごく高いです。また、オーナーやマネージャーがすごい熱意がある人たちだったので、このチームで一緒にがんばりたいと思いました。
Zepher:2025年の1月に声をかけていただいて入りました。環境がいいのはもちろんですが、VALORANT以外のチームメンバーが充実しているのもいいところです。それが所属した大きな理由になっています。
--普段、マウスコンピューターのG TUNEをどのように活用していますか?
りゅうせい:ノートPCを提供していただきまして、海外遠征時の練習でフル活用しています。また、YouTube活動もやっているので、編集者さんから送ってもらったものを自分でも修正したりしています。2025年はストリートファイター6の主な海外大会には全部行く予定なので、活躍してくれる機会は多そうです。
Zepher:デスクトップのG TUNEを使ってて、配信もゲームもYouTube動画の編集も全部これで行なっています。もう生活の一部ですね。
--ゲームプレイ中、特にPCの性能を実感するのはどのような瞬間ですか?
りゅうせい:ストリートファイター6ではヒット確認(技がヒットしたのを見てから次の技につなげる行動)のしやすさですね。遅延が1フレーム減るだけでも、できるヒット確認とできないヒット確認が出てきます。スペックが足りていないとボタンを押した時の反応が少し遅れますが、そこのズレはプロゲーマーだと敏感に感じ取れます。
Zepher:今はリフレッシュレートが360Hzのモニターを使っています。以前使っていたPCだとVALORANTでそこまでフレームレートが出なかったので、モニターを生かしきれませんでした。マウスコンピューターのG TUNEに変えてみたところ、1,000fpsを超えるフレームレートが出て、同じゲーミングPCでもこんなに違うのかと実感しました。
特にマウスを振って視点を大きく動く時が一番分かりやすくて、スペックが低いとカクつきが発生しますが、今使っているG TUNEだとそれがまったく体感できなくなるほどスムーズになります。
--ゲームのロード時間や起動時間について感じたことはありますか?
りゅうせい:以前使っていたPCだと、Premiere ProとかPhotoshopとか複数のソフトを起動させると何かしら動作が重くなったりしましたが、提供してもらったPCだとそういうことが全然なく、常に快適ですね。自分で動画のサムネイルを作ることもあるので、性能が高いと操作がすごくやりやすいですね。
Zepher:僕が一番感じたのはPCを起動した時で、電源ボタンを押して数秒したらもう使える状態で“速っ!”て思いましたね。ブラウザで何個もタブを開くタイプなんですが、それでも全然重いと感じたことがないです。
--高性能PCに乗り換えてから、ご自身のゲームパフォーマンスに変化はありましたか?
りゅうせい:プレイングにあまり変化はないですが、精神的にはラクになりました。「ゲームプレイ中に重くなったらどうしよう」といった不安なくプレイできるので、すごく助かっています。
Zepher:僕もプレイングに関してはそれほど変わりませんが、360Hzとか高リフレッシュレートのモニターと組み合わせると、相手が障害物の背後から飛び出してきたときに認知しやすくなるのを体感できます。有利になるのは確かですね。
--PCのビジュアルデザインについて、リニューアルしたデスクトップG TUNEはどうでしょうか?
りゅうせい:高級感ありますよね。赤と黒でまとまっていて、色合いがきれいだなと思います。
Zepher:側面がスケルトンなのがいいですね。中が見えるのってかっこいいです。
--ゲーミングPCはあなたにとってどのような存在ですか?
りゅうせい:生活の一部です。練習も配信も動画の編集もPCがないと成立しないので、自分の活動において必要不可欠になっています。ゲーミングPCって、ちょっと高い買い物ではあるんですけど、長く使うものなので、自分のベストパフォーマンスを発揮できるものを選びたいです。ストリートファイター6だと、ヒット確認からのキャンセルラッシュ、対空の反応、ジャストパリィなど、1フレームでも早くボタンを押したい場面で精度が上がります。
Zepher:相棒的な感じですね。PCがないと配信も練習もできないので必要不可欠なものです。僕の実体験で言うと、スペックの低いPCを使っていた頃はゲームがあまり上手じゃなくて、エイムも下手だったんです。でも、高校生ぐらいの時に高スペックのPCに変えたら、ほんの2~3カ月で急激に強くなって、その当時やっていたゲームで日本一になってしまいました(笑)。高性能なPCの効果をはっきり実感しました。
--これからプロゲーマーを目指す人に、PCや周辺機器選びのアドバイスをお願いします。
りゅうせい:ストリートファイター6の入力デバイスについては、パッドやレバーレスなどいろいろありますが、どれを使ってもいいゲームとして作られているので、自分が操作して気に入ったものを使えばいいと思います。モニターについては、リフレッシュレート240Hzぐらいあったほうがいいですね。
Zepher:VALORANTはマウスやキーボードも大事ですが、一番はPCのスペックですね。リフレッシュレートの高いモニターを用意しても、PCがそれだけのフレームレートを出せないと生かせないので。一番妥協しちゃいけない部分だと思いますね。モニターのリフレッシュレートは競技シーンだと、240Hz以上が目安になっています。
プロゲーマーも納得の性能を持つ「G TUNE FG-A7G80」を実際に試用
マウスコンピューターの「G TUNE FG-A7G80」はタワーケースを採用するゲーミングPCだ。2025年4月から販売をスタートした新型のオリジナル筐体を採用、上位クラスのCPUとGPUを組み合わせ、4Kゲーミングも余裕でこなすハイエンドモデルだ。
CPUにはAMDの「Ryzen 7 9800X3D」を搭載。大容量キャッシュの第2世代3D V-Cacheは特にゲームにおいてフレームレートを底上げする効果が高くゲームキングとして大人気のCPUだ。8コア16スレッドで最大5.2GHz動作と普段使いのCPUとしても十分な性能を持つ。対応メモリはDDR5-5600で、本機にはそれが32GB(16GB×2)搭載されている。
ゲーミングPCで最も重要なGPUはNVIDIAの「GeForce RTX 5080」を搭載。最新世代の上位GPUで、CUDAコア10,752基、ビデオメモリGDDR7 16GBと高スペックを誇る。AI性能も1,801TOPSと非常に高い。1フレームから最大3フレームをAIによって生成するマルチフレーム生成(Multi Frame Generation)に対応する「DLSS 4」をサポート、ハードウェアエンコーダの第9世代NVENCを2基搭載し、高速な動画エンコードが可能など機能面も充実している。
ストレージはPCI Express 4.0 x4接続のNVMe SSDで容量は2TBあるので、当面はゲームのインストール容量に困ることはないだろう。
新型のオリジナル筐体もチェックしよう。前面はスリット構造で空気を取り込みやすくなっているのに加えて、3基の吸気ファンを備えており強力なエアフローを確保。天板には360mmクラスの簡易水冷クーラーを搭載し、背面には排気用のファンを1基備えている。天板、前面、右側面、底面にはダストフィルタが用意されており、内部へホコリが極力入らないようになっているのもポイントだ。
前面上部には収納式のヘッドセットホルダー、天面のポート類にはスライド式のカバーが設けられており、使わない時はホコリが入らないように閉じられるなど使い勝手も上々だ。ビデオカードはホルダーによってガッチリ固定されている。
重量級ゲームを4K &高画質で快適にプレイできるパワー
ここからはベンチマークテストに移ろう。まずは、CGレンダリングでCPUパワーを測定する「Cinebench 2024」から。
Cinebench 2024のMulti Core、Single CoreのスコアともRyzen 7 9800X3Dとして順当と言える結果だ。強力な冷却システムを備えているだけに、しっかりと性能を引き出せている。
続いて、実ゲームに移ろう。最初はインタビューでも話題になったVALORANTとストリートファイター6を実行した。VALORANTはプラクティスモードの射撃場で一定コースを移動した際のフレームレート、ストリートファイター6はCPU同士の対戦を実行した際のフレームレートをそれぞれ「CapFrameX」で測定した。
VALORANTは描画負荷が軽いゲームということもあってWQHD解像度までは最高画質設定でも平均1,000fpsを超え、4Kでも平均642.4fpsと高いフレームレートが出ている。360Hzなどの高リフレッシュレートのモニターも余裕で生かせる性能だ。ストリートファイター6は対戦時60fpsまでのゲーム。4K最高画質でもほぼ上限に張り付いている。快適なプレイが可能だ。
重量級ゲームはどうだろうか。モンスターハンターワイルズとサイバーパンク2077を試した。モンスターハンターワイルズはベースキャンプの一定コースを移動した際のフレームレート、サイバーパンク2077はゲーム内のベンチマーク機能を実行した際のフレームレートをそれぞれ「CapFrameX」で測定した。
モンスターハンターワイルズはアップデートでDLSS 4のマルチフレーム生成に対応したこともあって、4Kの最高画質設定でも平均219.5fpsと高いフレームレートを出した。サイバーパンク2077もパストレーシングを有効にする強烈に描画負荷が高い設定だが、4Kで平均153.5fpsと滑らかな描画でプレイが可能だ。競技性が高いゲームもオープンワールド系のグラフィックス重視のゲームも、どちらも快適に楽しめるパワーがある。
高負荷のゲームプレイ中でも非常に静か
冷却力と動作音も確かめておこう。今回は、サイバーパンク2077を10分間動作させた時のCPUとGPUの温度推移を「HWiNFO Pro」で測定した。CPUが「CPU (Tctl/Tdie)」、GPUが「GPU Temperature」の値だ。合わせて、動作音を正面、天板、背面のそれぞれ10cmの位置に騒音計を置いて測定している。
CPUは平均57.6℃、GPUは68.3℃とどちらも十分冷えている。特にGeForce RTX 5080で平均70度を切っているのはかなりの冷却力だ。強力なエアフローの威力がよく分かる。一方で動作音に関してはかなりの静かさだ。排気方向になる天板や背面でもわずかにファンの音が聞こえる程度。高負荷の状態でこれは非常に優秀で、PCの動作音が気になるという人にもオススメできる。
性能、冷却力、静音性のどれも優秀な頼れるゲーミングPC
G TUNE FG-A7G80はプロゲーマーやストリーマーが求めるスペック/性能までもしっかり満たし、長時間のプレイも安心の冷却力、ゲームプレイの集中を乱さない静音性とすべてをハイレベルにまとめている。赤色LEDで見栄えもいいが、過度な装飾もなく、多くの利用環境になじむこと請け合い。がっつりとPCゲームの世界に挑戦したいと考えているなら、ぜひともチェックしてほしい1台だ。













































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