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出費は抑えたい!でも最新ゲームがやりたい!そんな人におすすめのゲーミングPC
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- 提供:
- 株式会社マウスコンピューター
2023年4月28日 06:30
マウスコンピューターのゲーミングブランドとしておなじみの「G-Tune」から、人気FPS/TPSなどを高フレームレートの滑らかな描画で楽しめる「G-Tune DG-I7G6T」が登場した。
ゲームのライブ配信も含めて、このPC 1台でこなせてしまう性能を持ちつつも、26万円台で購入できるコストパフォーマンスの良さが注目の製品だ。さらに、見た目や性能もカスタマイズしての注文が可能。さっそくその使い勝手をチェックしてみたい。
人気パーツを載せたミニタワータイプのゲーミングPC
G-Tune DG-I7G6Tは、ミニタワーケースを採用する「DGシリーズ」に属するデスクトップ型のゲーミングPCだ。サイズは約189×396×390mmと高性能なデスクトップPCとしては比較的コンパクトで設置しやすいのがポイントと言える。
ゲーミングPCの心臓部と言えるビデオカードには、ミドルレンジGPU「GeForce RTX 3060 Ti」を採用。NVIDIAの最新世代はRTX 40シリーズだが、RTX 3060 Tiは価格を抑えつつ十分な性能を備えているため人気がある。
さらに、RTX 3060 Tiの標準メモリはGDDR6だが、今回のG-Tune DG-I7G6Tに搭載されていた「ZOTAC GAMING GeForce RTX 3060 Ti GDDR6X Twin Edge」は、より高速なGDDR6Xを採用するバージョンだった。
GDDR6のメモリ帯域は448GB/sだが、GDDR6Xでは608GB/sまで向上し、性能が底上げされている点は特筆しておきたい(※販売時期によっては異なる製品になる可能性がある)。
RTX 3060 TiはWQHD(2,560×1,440ドット)解像度までなら多くのゲームを高画質設定でプレイできるだけのパワーを持っているが、それに加えてNVENCと呼ばれる動画のハードウェアエンコーダを搭載する。
これによってCPUに負荷をかけず、ゲームをプレイしながら配信や録画も快適に行なえてしまう。実際にゲームをプレイしながらYouTubeに配信を行なうことでフレームレートにどこまで影響が出るのかも試してみた。
CPUは、Intel最新の第13世代「Core i7-13700F」を採用している。パフォーマンス重視のPコアを8基、効率重視のEコアを8基と合計16コア24スレッドのメニーコア仕様だ。
動作クロックは最大5.2GHzと高く、ビデオカードのRTX 3060 Tiのパワーを十分生かせる性能があるのはもちろん、クリエイティブな用途もこなすことが可能だ。
そのほかスペックは、メモリがDDR5-4800を8GB×2枚搭載で合計16GBとゲームプレイに十分な容量と言える。ストレージはPCI Express 4.0 x4接続の高速なNVMe SSDを採用しており、ゲームのロードなどに遅さを感じることはないだろう。
なお、カスタマイズしての注文にも対応。CPUを上位のCore i9-13900F(24コア32スレッド)に変更できるのを始め、メモリやSSDの容量アップ、2台目のストレージとしてSSDやHDDを追加など幅広い選択肢が用意されている。
ユニークなのが、左側面を強化ガラスパネルにしてケースファンをLED仕様に変更できるメニューもあること。性能だけではなく“映える”見た目にも仕上げられる。
水冷システムを採用したエアフロー抜群の筐体
次はPCケースをチェックしよう。コンパクトなミニタワー型だが内部はスッキリとしており、エアフローは良好だ。
CPUクーラーは240mmクラスのラジエータを備えた簡易水冷が前面に取り付けられている。背面に1基12cm角ファンがあり、NVMe SSDは大きめのヒートシンクを搭載と熱対策はキッチリ行なわれている印象だ。
このほか、Wi-Fi 6EやBluetooth 5のワイヤレス機能も備えている。
軽めのゲームは4KでもOK、DLSS活用でレイトレも楽しめる
ここからは、実際の性能をチェックしていく。まずは、CGレンダリングでシンプルにCPUパワーを測る「Cinebench R23」、PCの基本性能を測る「PCMark 10」を試そう。
Cinebench R23の結果はマルチコアで2万超え、シングルで2,000以上とどちらも優秀なスコアだ。
PCMark 10は、Web会議/Webブラウザ/アプリ起動の“Essentials”で4,100以上、表計算/文書作成の“Productivity”で4,500以上、写真や映像編集“Digital Content Creation”で3,450以上が快適度の目安となっているが、すべてその倍以上のスコアを叩き出した。
特にDigital Content Creationのスコアが高く、本機がクリエイティブ作業もこなせるだけの性能を持っていることを示している。
定番ゲームで性能を検証
続いて、実ゲームで性能を見ていこう。定番のFPSとして「レインボーシックス シージ」、「Apex Legends」、「オーバーウォッチ 2」を用意した。
レインボーシックス シージはゲーム内のベンチマーク機能を使用、Apex Legendsはトレーニングモードの一定コースを移動した際のフレームレートを、オーバーウォッチ 2はbotマッチを観戦した際のフレームレートをそれぞれ「FrameView」で測定した。
Apex Legendsといったそれほど描画負荷が重くないゲームなら、最高画質かつ4K解像度でも快適なプレイの目安である平均60fpsを超えられる。
フルHDならかなり高いフレームレートを出しており、高リフレッシュレートのゲーミング液晶と組み合わせて滑らかな描画でプレイも可能だ。本格的にeスポーツに挑戦したいと思っている人にも十分おすすめできるレベルにある。
レイトレ対応ゲームで性能を検証
2023年3月23日のアップデートでレイトレーシングに対応した「エルデンリング」を試したい。このゲームはレイトレーシングには対応したが、DLSSやFSRといった描画負荷を軽減するアップスケーラーは備えていない。
アップスケーラーのない状態でレイトレーシングを使った場合の性能チェックに向くタイトルと言えるだろう。リムグレイブ周辺の一定コースを移動した際のフレームレートを「FrameView」で測定した。
エルデンリングのフレームレートの制限があり、最大60fpsなので、平均60fpsに近づけるかが快適なプレイの目安となる。結果、フルHDでは平均55fpsと十分プレイ可能なレベルと言ってよい。今回測定したリムグレイブ周辺は特に描画負荷が高く、ほかの場所なら60fpsと最高フレームレートで動くこともあるからだ。
次は、レイトレーシングに対応する重量級ゲームをプレイしてみよう。
今回は「Marvel’s Spider-Man: Miles Morales」と「サイバーパンク2077」を用意した。Marvel’s Spider-Man: Miles Moralesは、マップ内の一定コースを60秒ダッシュした際のフレームレートを「FrameView」で測定、サイバーパンク2077はゲーム内のベンチマーク機能を使用している。
レイトレーシングは非常に描画負荷の高い処理なので、どちらのゲームもRTXシリーズで使える描画負荷を軽減するアップスケーラーの「DLSS」をパフォーマンス設定にしてテストを行なった。
Spider-ManはフルHDなら平均60fps以上に、サイバーパンク2077ならWQHDまで平均60fpsを超えられた。レイトレーシングの対応する超重量級ゲームもDLSSを活用すれば、十分快適にプレイできるフレームレートを出せる。
ゲームプレイしながらYouTube配信にチャレンジ
ここからは、定番配信アプリ「OBS Studio」を使ってYouTubeにライブ配信しながら同じベンチマークを実行した場合、フレームレートにどの程度影響が出るのか試してみたい。G-Tune DG-I7G6Tだけで、ゲームのプレイと配信を同時にできるのかの目安になってくれるはずだ。
OBS StudioはフルHD/60fps設定で、YouTubeに配信を行なう。エンコーダは「NVIDIA NVENC H.264」に設定。これでGPU側でエンコードを行なうため、CPUに負荷をかけず配信が可能になる。このほか、今回はレート制御をCBR、ビットレートを8Mbpsとした。
以下のグラフが、ここまでのベンチマークと同じものをYouTubeに配信しながら実行した結果だ。ここではApex Legends、エルデンリング、サイバーパンク2077の3本で試している。
どのゲームでもフレームレートの低下は約7%と配信を行ないながらプレイしても影響はわずか。これからPCゲームの配信に挑戦したいと思っている人も、G-Tune DG-I7G6Tだけで十分対応できると言ってよいだろう。
CPUとGPUの温度とクロックもチェック
最後にサイバーパンク2077を10分間実行したときのCPUとGPUの温度と動作クロックをシステム監視アプリの「HWiNFO Pro」で測定した。室温は23℃だ。
サイバーパンク2077はCPUとGPUの両方に大きな負荷がかかるが、CPU温度は最大で65℃、58℃前後で推移、GPUはゲーム開始から一気に温度が上昇するがそれでも70℃前後で推移とまったく心配のいらないレベル。長時間プレイも安心の冷却力が確保されていると言ってよいだろう。
動作クロックはCPUのPコアが4.8GHz~5.08GHzで推移、GPUが1,815MHz前後で推移していた。GPUのブーストクロックは1,665MHzなので、それ以上のクロックで動作しているのを確認。これは最近のGPUではごく普通の挙動だ。
コストを抑えつつゲームを堪能できるPC
G-Tune DG-I7G6Tは、非常に手堅いデスクトップ型のゲーミングPCだ。CPU、GPUとも最上位クラスではないが、軽めのゲームであれば高フレームレートを出すことができ、レイトレーシングを使ったAAA級タイトルもDLSSを組み合わせることで快適にプレイできる。
eスポーツを楽しみたい人や美麗なグラフィックを堪能したい人も含め、満足できる性能をバランスよくまとめているのが最大の特徴だ。予算26万円程度で古いPCからの買い換え、新たにゲーミングPCの購入を考えている人なら、チェックしてみてほしい。カスタマイズも豊富だ。
なお、ゲーミングのG-Tune DG-I7G6T以外にも、ビジネス用途にも使えるスリム型デスクトップPC「mouse SH-I5U01」や、クリエイターPC「DAIV FX-I7G60」などが販売中。マウスコンピューターでは、目的と用途に応じたPCを幅広くラインナップしているので、ホームページを確認してみよう。
今回取り上げた製品のメーカーであるマウスコンピューターに関してのアンケートを実施しています。ご回答いただいた方から抽選で5名様に1万円のアマゾンギフト券をプレゼントいたします。締め切りは5月17日です。
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