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新たなヒット製品の予感!顔と手元を同時に写せる画期的WebカメラがAVerMediaから登場

~オンライン授業、創作配信、カードゲーム対戦など多彩な用途で活躍!

AVerMedia「DUALCAM PW313D」(右)と「AI SPEAKERPHONE AS311」(左)

 新型コロナの新規患者数は減っては来たが、オンライン化の流れは定着し、より快適なオンライン会議やオンライン授業の環境を実現したいと思っている人も多いだろう。動画配信やゲーム実況配信などを始める人の数も増えており、他の動画配信者との差別化を図りたいと考えている配信者も多いと思われる。AVerMediaから登場した「DUALCAM(デュアルカム) PW313D」(以下、DUALCAM)と「AI SPEAKERPHONE(エーアイスピーカーフォン) AS311」(以下、AI SPEAKERPHONE)は、まさにそうした要求に応えてくれる製品だ。

 AVerMediaといえば、高性能なビデオキャプチャーデバイスやオーディオデバイスのメーカーとして、動画配信者からの支持が高いメーカーである。そのAVerMediaから登場したDUALCAMとAI SPEAKERPHONEは、ワンランク上のオンライン会議環境や、他人とは違った動画配信を実現できる便利なデバイスである。

 特にDUALCAMは1台に2つのセンサーを搭載した他に類を見ないWebカメラに仕上がっている。いくつかの考え得るシチュエーションを再現し、それぞれにおける使い勝手を実際に検証した。また、DUALCAMについては、青山学院中等部講師の安藤昇氏にも試用いただき、教育現場でこの製品をどのように活用できるか聞いた。

1台で2つのカメラを搭載した唯一無二のWebカメラDUALCAM

 DUALCAMは、その名前からも分かるように、2つのカメラを搭載したWebカメラだ。今までありそうでなかった製品であり、主に顔を写すためのWebカメラと、机の上を写すための書画カメラを合体させた製品と言える。

 円筒形をベースにしたシンプルで機能的なデザインであり、ノートPCや単体モニターの上部などに簡単に挟んで取り付けられる。左半分と右半分にそれぞれカメラが内蔵され、個別に回転させることで、それぞれ違う方向を撮影できる。本体サイズ(台座は含まず)は約149.3×48.4×59mmとコンパクトで、重量も約200g(台座含む)と軽いので、ノートPCと一緒に楽に持ち運んでも苦にならない。

1台で2つのカメラを搭載したDUALCAM PW313D。付属の三脚に取り付けている

 左カメラと右カメラでは、画素数などの仕様が異なっており、左カメラが有効画素数200万画素で、最大解像度1,920×1,080ドット(16:9)、右カメラが有効画素数500万画素で、最大解像度は2,592×1,944ドット(4:3)となっている。また、左右のカメラで画角も違い、左カメラは対角71度、右カメラは対角76度となっており、右カメラの方が広角だ。回転できる角度は、左カメラが上方90度、下方15度、右カメラが上方195度、下方75度回転となっている。

右カメラは回転範囲が広く、下方に75度、上方に195度回転できる。これは手前側(下方)に回転させた状態
右カメラを一番奥側(上方)に回転させた状態では、真裏に向けられる

 仕様から分かるように、左カメラが主に顔を写すためのWebカメラ、右カメラが机の上などを写すための書画カメラの役割を果たす。一般的なノートPCの内蔵カメラの画素数は200万画素程度であり、右カメラではより高精細な映像を撮影できる。また、左カメラ、右カメラともに動作中は青色LEDが点灯するほか、物理的なプライバシーシャッターも備えているので、プライバシー確保やセキュリティ面についても安心だ。

 どちらのカメラもCMOSセンサーを採用しており、オートフォーカス対応。付属のCamEngine(カムエンジン)により最大4倍のデジタルズームを利用できる。

それぞれのカメラにはプライバシーシャッターが用意されている

 両側に無指向性のデュアルマイクを搭載しており、最大直径3mの範囲の音を集音できる。

 インターフェイスはUSB 2.0でUVC対応なので、USBに接続するだけでWindowsやmacOSの標準ドライバで認識されすぐに使える。Chrome OS(CamEngineは除く)にも対応しているので、家庭や職場だけでなく、Chromebookのシェアが高い学校などの教育現場でも利用できる。

 台座部分はモニターに挟んで固定できる仕組みだが、ネジ穴があり、付属の三脚を使って自立させることもできる。モニターに取り付けるのが一番一般的な使い方になりそうだが、それ以外の設置もしやすいのはありがたい。

モニターに取り付けたところ
厚みのあるモニターでも問題なく取り付けられる
逆に、薄いノートのディスれプレイにも取り付けられる
横から見たところ
台座の底面に三脚用のネジ穴がある
小型三脚が付属
小型三脚の脚は伸ばすこともできる

 DUALCAMは、AVerMediaが無償で提供しているビデオオーディオ最適化ソフト「CamEngine」を導入することでさらに便利になる。

 PiP機能を使えば、DUALCAMの2つのカメラで撮影した映像を1つの画面として合成できる。合成した映像は仮想的なWebカメラとしてほかのアプリケーションから認識されるため、2つのカメラを同時に認識できないオンライン会議ソフトなどでも、DUALCAMの2つのカメラを利用できるようになる。例えば、ZoomやMicrosoft Teams、Google Meet、Skypeなどでも、DUALCAMの2つのカメラの映像を1つの映像として同時に写せるわけだ。

「CamEngine」を使えば、2つのカメラの映像を合成して1つの仮想的なカメラ映像にするPiPが利用できる
ほかのアプリからは、2つのカメラを合成した映像が「AVerMedia CamEngine 4 Virtual Camera」という1つの仮想カメラとして認識される

 液晶モニター上部にDUALCAM PW313Dを設置すると、机の上に置いたノートや教科書などを斜めから写すことになり、本来長方形のノートやテキストが台形状に歪んでしまう。キーストーン補正は、この台形状の歪みを元通りに補正する機能であり、画面上で補正したいノートや教科書の四隅を指定するだけで、真上から撮影したような映像に補正してくれる。こちらも、オンライン授業などにとてもありがたい機能だ。

 なお、キーストーン補正が可能なのは、画素数が多い右カメラのみとなっている。また、グラフィックス処理を行なうため、GeForce GTX 1050 Ti以上のGPUが必要となる。

このように、自分は画面左下に子画面で映され、もう1つのカメラで捉えた卓上の映像が親画面に映される。画面の親子関係は逆にもできる
右カメラの映像は、CamEngineのキーストーン補正(台形補正)機能で歪みを補正できる
具体的にはこのように台形になっているテキストの四隅を指定すると
台形の歪みがなくなり、きれいにトリミングもされる

 では、実際の利用シーンでの使い勝手を見ていこう。

オンライン授業では手元のノートと顔の表情を同時に写せる

オンライン授業を模したところ

 コロナ禍でオンライン授業を行なうことが増えたが、通常は、生徒側も教師側もカメラは1台しかなく、生徒側は顔を写し、教師側は黒板やホワイトボードなどを写して授業を行なうことが多い。生徒が書いた答えを教師に見せたい場合は、カメラに向かって書いた紙を持ち上げて見せることになり、結構煩わしい。

 また、生徒側は教師の顔を見ることができないので、教師の表情を見て特に重要なポイントを知るといったことができないという不満がある。

 しかし、生徒側、教師側にそれぞれにDUALCAMがあれば、生徒は顔と机の上のノート、教師は顔と黒板やホワイトボードを同時に写せるので、オンライン授業の快適さや学習効果が向上する。

 液晶モニターの上にWebカメラを設置して机の上を撮影した場合、教科書やノートなどが台形に歪んでしまうが、DUALCAMなら、CamEngine 4のキーストーン補正(台形補正)機能を利用することで、真上から撮影したような歪みのない映像が得られることも嬉しい。

 最近は、オンライン家庭教師サービスも増えているが、サービスによっては生徒の顔とノートを写すためにWebカメラを2つ利用するところもある。そうした用途にも本製品はおすすめだ。

教師側ではこのように卓上と顔がセットで1画面として表示される。キーストーン補正により、テキストが歪まず表示されている

対面に座るオンライン会議ではそれぞれを正面から撮影可能

会議室での会議を模したところ。このように机中央にDUALCAMを置けば、対面でのオンライン会議が快適に行なえる

 会議室とほかの場所を繋いでオンライン会議をする場合を考えてみよう。会議室では参加者が対面で座って会議を行なうことが多いが、その様子を1台のWebカメラで撮影してほかの場所に繋げようとすると、広角カメラで座っている向きに対して90度横の方向から撮影することになり、横顔になってしまう。

 しかし、DUALCAMなら、左右のカメラの向きを180度変えることができるので、テーブルの中央に置けば、対面で座っている人物を両側人とも、正面から写すことが可能だ。また、映像はPinPだけでなく横に並べたPbPにも設定できるので、双方とも大写しにできる。

 実際に試してみたが、やはり顔を正面から写せる方が相手の表情もよく分かるので、よりスムーズにコミュニケーションできると感じた。なお、右カメラと左カメラで画角が違うので、顔の大きさを揃えるなら、向かって右側に寄せたほうがいいだろう。

相手側ではこのように表示されている

楽器演奏や書道など、手元を映し出しながら行なうオンライン稽古

ギターのオンライン稽古を模したところ

 先ほどのオンライン授業と基本的には同じような使い方だが、楽器演奏や書道、生け花などの習い事のオンライン稽古も一般的になってきた。

 こうしたオンライン稽古でもやはり、教わる側、教える側ともに手元と顔が同時に相手に見えた方が、意志も通じやすくなるので稽古の効率も上がる。また、稽古だけでなく、いわゆる「演奏してみた」などの動画を撮影して配信する場合も、顔と手元の両方を写して配信したほうが、視聴者の興味をひきやすくなり、PV数の増加が期待できるだろう。

 オンライン授業と同様に、書道や絵画のレッスンなどでもは、キーストーン補正が役に立つ。

講師側にはこのように、顔を映しつつも、手元を大きく見せられる

トレーディングカードゲームのオンライン対戦では顔とデッキを同時撮影

DUALCAMを使い、トレーディングカードゲームのオンライン対戦をやっているところ

 トレーディングカードゲーム(TCG)とは、数十枚のカードから構成されるデッキを構築して、相手と戦うゲームで、「遊戯王」や「マジック:ザ・ギャザリング」、「デュエル・マスターズ」、「ポケモンカードゲーム」などが代表だ。

 TCGはもともと対面でプレイするためのゲームだが、新型コロナの流行で対面での対戦が難しくなり、代わりに考案されたのが、DiscordやSkypeなどのビデオ通話アプリを使ったオンライン対戦である。ビデオ通話で相手の顔を写す代わりに、TCGのオンライン対戦では自分側に広げたカードの盤面を写す。

 しかし、そのためにはカードを真上から写さなくてはならず、アームなどを使ってWebカメラを固定する必要があり、色々と煩わしかった。また、本来は対面でプレイするゲームのため、音声でコミュニケーションはできるとしても、相手の顔が見えないと、相手の表情から手札を推測することなどができず、対面でのプレイに比べるとどうしても面白さが落ちる。

 DUALCAMなら顔と盤面を同時に写すことができ、しかも、真上からカードを写さなくても、キーストーン補正によりカードを歪ませずに写せるので、とても便利だ。

キーストーン補正により相手側から見ると、カードの真上から写しているように見えるので、カードも文字も見やすい
DUALCAMを使わないと、このようにアームなどを使って真上から盤面を写す必要があった。この例では、タブレットをWebカメラ代わりに利用している

粘土細工や折紙、プラモ作り、お絵描きなど創作系配信

プラモデルの組立実況配信を模したところ

 YouTubeやニコニコ動画などの動画配信サイトの人気カテゴリの1つに、粘土細工や折紙、木工、プラモ作り、お絵描きなどに取り組んでいる様子を配信する創作系配信がある。

 創作系配信では、作業を行なっている手元だけを写して配信しているものが多いが、DUALCAMを使えば、手元と配信者の顔を同時に写して配信できる。顔出し配信の方が注目されやすく、ファンになってくれる可能性も高まる。チャンネル登録者数やPV数の増加にも結び付くだろう。

 2台のWebカメラを用意しなくても、1台でWebカメラ2台分の役割を果たすDUALDAMは、こうした用途にもおすすめだ。

このように、右のカメラにプラモを近づけても、顔はそのまま写る
視聴者側からはこう見えている

FPS/TPSや格闘ゲームで手元の操作を写しながら配信

FPSで手元の操作と顔を写しながらの配信を模しているところ

 最後はFPS/TPSや格闘ゲームなどのゲーム実況配信におすすめの使い方を紹介する。ゲーム実況配信では、メインとなるゲーム画面の上に顔などを写したりすることが多いが、DUALCAMを使えば、顔だけでなく、プレイに使っているキーボードやマウス、コントローラーなどの操作を一緒に写しながら配信できるため、視聴者にとってもプレイの参考にしやすく、配信動画の価値も上がる。

 ここでは配信用アプリとして、フリーソフトに「OBS Studio」を利用した。OBS Studioでは、ゲーム画面とDUALCAMの2つのWebカメラの映像をそれぞれ別々の映像ソースとして扱うことができ、それぞれの配信画面上でのサイズや位置などを自由に調整できる。

 配信者(プレイヤー)は、フルスクリーンにしたゲーム画面だけを見て通常と同じようにプレイできるが、配信されている映像は、そのゲーム画面の上に2つのWebカメラからの映像を重ね合わせて合成したものとなる。

DUALCAMの2つのカメラは、それぞれ別の映像ソースとしても扱えるので、「OBS Studio」では、このように自由にサイズや配置場所を変更できる
視聴者側からはこのように見える。右上にはプレイヤーの顔が、右下にはキーボードとマウスが表示されている

現場の教育者はDUALCAMをどう評価するか?

 今回、オンライン教育にも造詣が深い青山学院中等部講師の安藤昇氏にもDUALCAMを試用してもらい、感想をいただいた(以下、敬称略)。

安藤昇氏

--: DUALCAMをご利用いただいての率直な感想をお聞かせください

【安藤】まず、非常に画期的だと感じました。今までは、顔と卓上を写すには、2台のカメラを用意して、かつ1台はアームなどで上から吊る必要があったわけです。DUALCAMはそんな手間が全くいらないということで、必ずしも利用者のPC知識が高くないオンライン教育の現場がまさに求めていたものですよね。

--: つまり、教師側も生徒側も、それぞれ顔とは別に教科書やノートを写して見せたいというニーズが大きいということですね。

【安藤】とても多いです。でも、カメラやPCを2台用意して、というのはなかなかできないですよね。そのため、自分の背後に大きな黒板を用意して自分と黒板を1台のカメラで写して対応しているいる先生も多くいます。そういう状況で、DUALCAMがあれば、黒板の代わりに、座って手元のノートに書いて見せられますよね。逆になぜ今までこんな製品がなかったんだろうと思うほどです(笑)。

--: 安藤さんは、ガジェット好きでもいらっしゃるということで、このDUALCAMを、ほかにどんな用途で活用できそうですか?

【安藤】僕は自分で料理をするんですけど、料理配信でも顔と手元を写せていいですよね。僕の仕事に関連させると、情報や技術を教えたりしているわけですが、基板や回路はんだ付けライブなんかをやってみたいとも思いますね。

--: 確かにこの製品は手元の作業を見せるのにも好適な製品です。

【安藤】あと、今回、試用させてもらってすごいと思ったのは、顔用の左のカメラは16:9だけど、右のカメラは4:3になってるんですよね。この4:3っていうのは、教科書とかノートを写すのにちょうどいい比率なんですよね。開発者も、そういった用途で実際にじっくり使ったり検証してみたりした上で、右側は4:3の方がいいという結論に至ったんだなと感じ、感銘を受けました。


AIノイズキャンセリング機能を搭載したAI SPEAKERPHONE

AIノイズキャンセリング機能を搭載したAI SPEAKERPHONE AS311

 特にビジネス会議でDUALCAMと組み合わせて使うのにおすすめの製品が、AI SPEAKERPHONEだ。AI SPEAKERPHONEは、コンパクトなスピーカーフォンでありながら、強力なAIノイズキャンセリング機能とエコーキャンセラー機能を搭載していることが魅力だ。

 自宅/会社を問わず、オンライン会議に参加する場合、周囲の環境ノイズが入らない静かな場所を探すのに苦労することがあるが、AIノイズキャンセリング機能を搭載したAI SPEAKERPHONEなら、環境ノイズを大幅に低減でき、快適なオンライン会議を実現できる。

 最近は、PCの演算能力を利用してノイズキャンセリングを行なう機能を備えたオンライン会議ソフトも登場しているが、負荷が高く、ある程度以上の性能を備えたPCでしか利用できない。しかし、AI SPEAKERPHONEのAIノイズキャンセリング機能は、PCに一切負荷をかけずに利用できる。

 音量の調整や、マイクミュート、AIノイズキャンセルのオン/オフは表面のタッチセンサーを使いワンタッチで操作できる。また、ヘッドフォンと違って耳を圧迫しないため、長時間オンライン会議やオンライン授業などに参加しても、耳や頭が痛くならず、疲れも少ないこともメリットだ。

表面のタッチボタンで操作。上に並んでいる5つのLEDは音量を示すインジケーターであり、マイクミュート時は赤く点灯する。AIノイズキャンセルもLEDでオン/オフが分かる

 インターフェイスはUSB 2.0で、こちらも専用ドライバのインストールは不要。USBポートに接続するだけですぐに利用できる。対応OSもWindwos、macOS、Chrome OSと幅広く、さまざまな個人向けPCや学校向けPCで利用可能だ。

 本体サイズは約120×80×40mm(同)で、重量も約195gと軽い。電源もUSBポートから供給されるので手軽に使える。スピーカーの出力は最大3Wで、周波数特性は150Hz~14kHz。マイクは無指向性で、周囲360度、半径約3m以内の音を集音できるので、ある程度広い会議室でも、中央に置くことで全員の声をしっかりキャッチできるだろう。1対1で使うだけでなく、多対多や多対1でも使いやすい。

側面
背面にUSB 2.0 Type-Cを装備

 もちろん、ノートPCに内蔵されているスピーカーやマイクよりも、遙かに高音質である。音量インジケーターとタッチスイッチが5つ搭載されており、音量調整やAIノイズキャンセリング機能のオンオフ、マイクミュートのオン/オフなどがワンタッチで行なえる。

 実際に、AIノイズキャンセリング機能の効果を検証してみたが、その効果は絶大であった。AIノイズキャンセリング機能をオンにすることで、環境ノイズが大きく低減される。試しに、キーボードおよび空調の代わりに、ゲームコントローラとヘアドライヤーを使ってみた。AIノイズキャンセリング機能をオンにすると、これらのノイズがきれいにかき消されているのが分かる。

 最近、「オンライン会議で疲れるのは音質が悪いから」という調査結果が発表されたが、自分だけでなく相手側の環境ノイズに悩まされている人は、特にAI SPEAKERPHONEの導入をおすすめしたい。

幅広い用途に対応できるWebカメラとして魅力的な製品

 AVerMediaのDUALCAMは、2台のカメラを搭載したユニークなWebカメラであり、先に紹介したように、オンライン会議やオンライン授業、オンライン稽古、創作系配信、TCGオンライン対戦、ゲーム実況配信など、さまざまな用途で便利に使える優れものの製品だ。

 リモートワークやオンライン授業のためにWebカメラを購入したが、もっとこう写せたらいいのにと思ったことがある人も多いことだろう。DUALCAMは、そうした要望のほとんどを解決してくれる。特にゲーム実況配信や創作系配信をしたいとか、オンラインで授業を受けたり、家庭教師に指導してもらいたいという人にはおすすめだ。

 また、AI SPEAKERPHONEも強力なAIノイズキャンセリング機能が魅力で、使い勝手も優れている。特にオンライン会議を快適に行ないたいという人にはこちらも一緒に導入することをおすすめしたい。