特集
【最新版】ゲームも動画視聴も快適に楽しめるミドル~ハイクラスタブレット6選
2024年6月12日 06:24
低価格タブレットに焦点を当てた「1万円台で買える格安Androidタブレット5選」に続き、今回は、ミドル~ハイエンドクラスに属する3万円以上のオススメ6製品を紹介したい。ディスプレイやSoC、メモリ、無線機能など、購入前にチェックすべき点は多いので、製品選びの参考にしていただければ幸いである。
タブレットを選ぶ際にポイントとなるのが、画面のサイズだ。8~9型は小型・軽量で持ち運びに優れるし、10~11型はバランスがよく汎用的に使用できる。12型以上は広い表示領域を活かしたクリエイティブ作業に好適だ。タブレットは搭載する画面サイズによって、適した使い方が大きく異なるデバイスと言えるだろう。
またSoCの性能やメモリ搭載量は、全体的な動作の快適さに直結する。マルチタスクをサクサクこなしたり、滑らかな描画でゲームをプレイするには、高性能SoCや大容量メモリを搭載したハイスペモデルを選びたい。もちろん、ストレージの容量も多いに越したことはないだろう。
無線機能にも注目である。Wi-Fi 7やWi-Fi 6Eを搭載する機種なら、対応する無線LANルーターと高速なワイヤレス通信を行なえる。また、LTE機能を備えるモデルなら、SIMを用意すればモバイルネットワークにも接続可能。Wi-Fiが届かない出先でも、WebサイトやSNS、動画配信サービスなどを利用できるのだ。
お手頃価格でペンも付属する10.95型ミドルクラス
「Lenovo Tab B11」
MediaTek Helio G88を搭載する、ミドルクラスのAndroidタブレットだ。4万円を切るお手頃価格ながら、4,096段階の筆圧感知に対応する「Lenovo Tab Pen」を同梱。ペン入力による手書きのメモやスケッチ、テキストのドラッグ&ドロップなどを行なえる。IP52等級の防塵・防滴性能を備えるのも特長だ。
また、「Lenovo Freestyle」アプリによるPCとの連携機能もポイント。Lenovo Freestyle経由でファイルを共有したリ、PCの画面を表示してセカンドモニターとして活用することが可能だ。なお、LTE通信に対応するモデル(実売価格4万2,790円前後)も販売されている。
アプリのウィンドウ表示も可能。4G LTE対応で外でも使いやすい
「Blackview Tab 18」
4G LTE通信に対応する12型のAndroidタブレット。SIMカードを用意すればモバイルネットワークに接続でき、外出先でも通信/通話を行なえる。メモリの拡張機能を備えており、仮想的に最大16GBまで増量可能。またWidevine L1をサポートし、Netflixなどの動画配信サービスを1080p解像度で視聴できる。
OSには、Android 13をベースに独自機能を盛り込んだ「DokeOS_P 4.0」を採用。アプリをウィンドウ表示する「PCモード 2.0」により、12型の大画面を活かしたマルチタスク操作を行なえる。
IP68防塵/防水でペン付きのGalaxyタブレット
「Galaxy Tab S9 FE」
IP68等級の防塵/防水性能を備える、Galaxy Tabシリーズのミドルモデルだ。SoCとしてSamsung製の「Exynos 1380」を搭載。ディスプレイは最大90Hz駆動に対応し、引っ掛かりが少ない滑らかな表示でアプリを操作できる。スタイラスペンの「Sペン」が付属しており、実際のペンのような手書き入力を行なえる。
また、周囲の明るさに応じて画面を自動調節する「ビジョンブースター」機能も特徴だ。独自のアルゴリズムでコントラストやカラーを強化し、屋外などの明るい場所でも視認性を維持できるとする。
3K高精細ディスプレイ搭載の高コスパハイエンド
「Xiaomi Pad 6S Pro」
Snapdragon 8 Gen 2を採用する高性能タブレットだ。ハイエンドクラスのSoCに加え、高精細な12.4型ディスプレイ、Dolby Atmos対応の6スピーカーシステム、最新の無線規格であるWi-Fi 7など、多くの点で高スペックを搭載。クリエイティブワークや3Dゲームなどの高負荷作業もこなせる性能を備えていると言えそうだ。
10,000mAhの大容量バッテリを搭載し、最長22日間のスタンバイをサポート。「120Wハイパーチャージ」機能により、およそ35分間でフル充電にできるという。メモリを12GB、ストレージを512GBとした上位モデル(実売価格8万4,800円前後)も用意されている。
8.8型で持ち運び容易、ゲーミング機能もあるコンパクトハイエンド
「LAVIE Tab T9」
8.8型ディスプレイを備えるコンパクトなタブレット。SoCは「Snapdragon 8+ Gen 1」で、強力な放熱設計により、高負荷なゲームも快適にプレイできるとする。また、動作モードの変更や通知のブロックなどを行なえる「ゲームアシスタント」機能を搭載。本体重量は365gと軽量で、長時間のゲームプレイでも疲れにくいだろう。
USB Type-Cポートを2基備えるのもユニークな点だ。1基は映像出力に対応しており、外部モニターとの接続に使用可能。もう片方のType-Cポートで充電しつつ、外部モニターの大画面でゲームを楽しめる。なお、メモリを12GB、ストレージを256GBとした上位モデル(直販価格10万9,780円)もラインナップされている。
13型モデルも登場!M2チップ搭載の新型
iPad Air(M2搭載モデル)
Apple M2を新搭載した、「iPad Air」シリーズの2024年モデルだ。M1搭載の2022年モデルと比べ、約50%のパフォーマンス向上を実現したとする。また、無線機能もWi-Fi 6EおよびBluetooth 5.3へと強化。前面カメラの位置が横置き時に上部に来るよう再配置されたのも、前世代からの大きな変更点である。
また、この新型iPad Airから、13型モデルが追加されている。11型との違いは、ディスプレイが13型液晶(2,732×2,048ドット)、バッテリ容量が36.59Wh、サイズが280.6×214.9×6.1mm、重量が617gなど。11型、13型ともに、128GB/256GB/512GB/1TBのストレージから選択できる。Wi-Fiモデルに加え、Wi-Fi+Cellularモデルも用意されている。