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SIMフリーのAndroidスマートフォンおすすめ10選【2024年上期】
2024年1月10日 06:13
新年、初売りや新生活準備のタイミングでスマートフォンの買い替えを行なう人も多いだろう。
2023年の後半に発表された秋冬モデルもほとんどが発売済となり、店頭に最新機種が出揃ったタイミングともなれば、新しいスマートフォンを買うにはちょうどいい時期ともいえる。
そこで今回は、現在発売中のSIMフリースマートフォンの中から、安価な機種から魅力的な機能を有した機種を10機種ピックアップしご紹介していく。
(1) 3万円切りでこの性能。「Redmi 12 5G」
(2) 唯一無二の折りたたみ! 「Mode1 Retro II」
(3) 大容量メモリ8GB搭載「moto g52j 5G SPECIAL」
(4) OSバージョンアップ/アップデート保証充実の「AQUOS sense8」
(5) フラグシップなのに10万円前後。「Xiaomi 13T Pro」
(6) お馴染みの消しゴムマジックが使える! 「Google Pixel 8」
(7) 折りたたみディスプレイの「motorola razr 40」
(8) 2スリムボディに高性能! 「Xperia 5 V」
(9) 最先端AI技術が試せる「Google Pixel 8 Pro」
(10) タブレットとしても使える最強の「Galaxy Z Fold5」
3万円切りでこの性能。「Redmi 12 5G」
Redmi 12 5G | |
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CPU | Qualcomm Snapdragon 4 Gen 2 |
メモリ | 4GB / 8GB |
ストレージ | 128GB / 256GB |
ディスプレイ | 2,460×1,080ドット、約6.8型 |
カメラ | 5,000万画素メイン+200万画素深度センサー、500万画素前面 |
バッテリ | 5,000mAh |
重量 | 約200g |
最安モデルは2万9,800円と3万円を切る価格が魅力的な「Redmi 12 5G」。
エントリーのSoCながら4nmで製造された最新の「Qualcomm Snapdragon 4 Gen 2」を搭載しこの価格ながら5Gにも対応している。
本体も樹脂素材ながら質感の高い仕上げなので、“値段通りの安いスマホ”に見えないのも嬉しい。
またメモリが8GB、ストレージが256GBに倍増されたモデルも5,000円上乗せで用意されているため、予算が許せばこちらを選ぶことでより快適に利用することができるはずだ。
唯一無二の折りたたみ!「Mode1 Retro II」
Mode1 RETRO II | |
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CPU | MediaTek Helio G85 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 1,440×720ドット、約3.5型 |
カメラ | 4,800万画素メイン、1,300万画素前面 |
バッテリ | 2,500mAh |
重量 | 約145g |
フィーチャーフォン風の折りたたみ機構と、物理キーを搭載した「Mode 1 RETRO II」も今注目の1台だ。
本体幅も約52mmとスリムで、新生活にあわせ仕事用に通話が中心の2台目を考えている場合にはちょうどいいサイズだ。
おサイフケータイや防水には非対応と機能面では他機種から大きく劣るものの、見た目と用途がハマれば唯一無二の選択肢といえるだろう。
大容量メモリ8GB搭載! 「moto g52j 5G SPECIAL」
moto g52j 5G SPECIAL | |
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CPU | Qualcomm Snapdragon 695 5G |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 2,460×1,080ドット、約6.8型 |
カメラ | 5,000万画素メイン+800万画素 超広角+200万画素マクロ、1,300万画素前面 |
バッテリ | 5,000mAh |
重量 | 約206g |
ベストセラーモデルとなっている「moto g52j 5G」、「moto g52j 5G II」から、ストレージ容量の増量と付属品を充実させたスペシャルモデルが「moto g52j 5G SPECIAL」だ。
メインメモリは8GB、ストレージは256GBと4万円前後のSIMフリースマートフォンの中ではどちらも容量が大きく、おサイフケータイや防水にも対応している。充実の付属品には本体ケースに充電器などが同梱されているので、買ってすぐに使える1台だ。
OSバージョンアップ/アップデート保証充実の「AQUOS sense8」
AQUOS sense8 | |
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CPU | Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 2,432×1,080ドット、約6.1型 |
カメラ | 5,030万画素メイン+800万画素 超広角、800万画素前面 |
バッテリ | 5,000mAh |
重量 | 約159g |
国内メーカーのSIMフリースマートフォンとして支持されている「AQUOS senseシリーズ」の最新モデルが「AQUOS sense8」だ。
ミドルレンジモデルとして従来モデルや多くのメーカーが採用する「Snapdragon 695 5G」ではなく、より新しい「Snapdragon 6 Gen 1」を搭載し、基本性能がグッと引き上げられている。
OSバージョンアップも最大3回、セキュリティアップデートも最長5年を謳うなど、長期間の使用でも安心できるアップデートが予定されている点も見逃せない。
フラグシップなのに10万円前後。「Xiaomi 13T Pro」
Xiaomi 13T Pro | |
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CPU | MediaTek Dimensity 9200+ |
メモリ | 12GB |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 2,712×1,220ドット、約6.7型 |
カメラ | 5,000万画素メイン+5,000万画素望遠+1,200万画素超広角、2000万画素前面 |
バッテリ | 5,000mAh |
重量 | 200g or 206g (本体カラーで異なる) |
Xiaomiのハイエンドモデル「Xiaomi 13T Pro」も現在発売されているSIMフリースマートフォンの中で大注目の1台だ。
ハイエンドモデルといえば20万円近い価格も珍しくない中で約11万円と価格面で優れ、5,000万画素のメインカメラと望遠カメラを搭載するなど撮影性能にも抜かりはない。
ディスプレイのリフレッシュレートも144Hzと高いためゲームを楽しむ用途にも向いている。価格は抑えながらも機能は多い方がいい、欲張りな人には嬉しい1台だ。
お馴染みの消しゴムマジックが使える! 「Google Pixel 8」
Google Pixel 8 | |
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CPU | Google Tensor G3 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB/256GB |
ディスプレイ | 2,400×1,080ドット、約6.2型 |
カメラ | 5,000万画素メイン+1,200万画素超広角、1,050万画素前面 |
バッテリ | 4,575mAh |
重量 | 187g |
Googleのスマートフォン「Google Pixel」の最新モデル「Google Pixel 8」も今期の気になるスマートフォンの1台だ。
Googleオリジナルのチップ「Google Tensor」も第3世代の「G3」となり、基本的な処理能力だけでなく、Google Pixelが得意とする音声入力からの翻訳や文字起こしなど、AIの処理性能も格段に向上している。
もちろんCMでお馴染みの「消しゴムマジック」なども健在だ。
折りたたみディスプレイの「motorola razr 40」
motorola razr 40 | |
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CPU | Qualcomm Snapdragon 7 Gen 1 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 2,640×1,080ドット、約6.9型 |
カメラ | 6,400万画素メイン+1,300万画素 超広角、3,200万画素前面 |
バッテリ | 4,200mAh |
重量 | 188.6g |
ディスプレイごと折りたためるスマートフォンといえば高級モデルのイメージが強いが、価格で攻めた新モデルが登場した。それが「motorola razr 40」だ。
10万円台前半とこれまでの折りたたみスマートフォンと比べると安価でありながら、性能もミッドハイレンジの「Snapdragon 7 Gen 1」を搭載し、おサイフケータイにも対応している。
アウトディスプレイでは通知の確認やミュージックプレイヤーの操作が行なえるなど、折りたたみスマートフォンらしい操作も行なえる。
スリムボディに高性能!「Xperia 5 V」
Xperia 5 V | |
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CPU | Snapdragon 8 Gen 2 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 2,520×1,080ドット、約6.1型 |
カメラ | 4,800万画素メイン+1,200万画素 超広角、1,200万画素前面 |
バッテリ | 5,000mAh |
重量 | 約182g |
高性能は欲しいが持ちやすさも犠牲にしたくない人に支持されている「Xperia 5」シリーズの最新モデルが「Xperia 5 V」だ。
夏に発売になったXperia 1 Vと比較しても性能面では大きく劣ることなく、高性能を幅68mmのスリムボディにぎゅっと詰め込んでいる。
カメラは専用の望遠カメラが非搭載となった代わりに4800万画素と高画素に進化。普段の撮影では明るさを、望遠もデジタルズームの画質が向上している。
イヤフォンジャックや高音質ワイヤレスコーデック「LDAC」に対応するなど、オーディオ機能もXperiaシリーズらしく充実している。
最先端AI技術が試せる「Google Pixel 8 Pro」
Google Pixel 8 Pro | |
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CPU | Google Tensor G3 |
メモリ | 12GB |
ストレージ | 128GB/256GB/512GB |
ディスプレイ | 2,992×1,344ドット、約6.7型 |
カメラ | 5,000万画素メイン+4,800万画素 超広角+4,800万画素 望遠、1,050万画素前面 |
バッテリ | 5,050mAh |
重量 | 213g |
Googleが作ったスマートフォン「Google Pixel」の最新モデル「Google Pixel 8」の上位モデルが「Google Pixel 8 Pro」だ。
背面カメラはGoogle Pixel 8にはない望遠カメラが搭載されており、先代のGoogle Pixel 7 Proと比べても最大で56%も多く光を取り込めるようカメラ性能が改善されている。
さらに撮影時には「プロ設定」を選択できるようになり、シャッタースピードなどを自分で設定することも可能になった。Google Pixelシリーズの中でも、カメラを重視したモデルを選ぶのであればGoogle Pixel 8 Pro一択と言えるだろう。
タブレットとしても使える最強の「Galaxy Z Fold5」
Galaxy Z Fold5 | |
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CPU | Snapdragon 8 Gen 2 |
メモリ | 12GB |
ストレージ | 1TB |
ディスプレイ | 2,176×1,812ドット、約7.6型+2,316×904ドット、約6.2型 |
カメラ | 5,000万画素メイン+1,200万画素 超広角+1,000万画素 望遠、1,000万画素前面(アウト側)、400万画素前面(イン側) |
バッテリ | 4,400mAh |
重量 | 253g |
これまで国内では通信事業者経由でしか購入できなかった「Galaxy Z Fold5」が遂にSIMフリースマートフォンとして、メーカー直販で購入できるようになった。
現時点で最強ともいえる性能だけに価格も30万円弱と決して安くはないが、開けばタブレットサイズの画面を利用でき、複数のアプリを同時に利用するマルチタスクや、専用スタイラス「S Pen」を使っての手書きなど、基本性能以上に「フォルダブルならでは」の使い勝手を体験できる1台だ。