こんにちは「パパ 」と申します。Adobe Community Evangelistとして活動しており、画像や映像製作などを手がけています。この記事では、Photoshopで使える、簡単だけど見栄えのする、あるいはあまり知られていないけど非常に便利な機能を紹介します。ぜひ、これらのテクニックをまねて、自分の作品をより良くしてみてください。
簡単&きれい！髪を切り抜く方法 VIDEO 選択とマスクを使って簡単できれいに髪の毛を切り抜く方法を解説します。
切り抜きたいレイヤーを選択した状態でメニューバー＞選択範囲＞被写体を選択 を選択します。被写体を選択はレイヤーの中で目立つものを自動で認識し選択範囲を作る機能です このままでも髪の毛の選択範囲は作られていますが、さらにエッジを調整してきれいにしていきます。メニューバー＞選択範囲＞選択とマスクを選択します。すると別画面が開きます 髪の毛を調整をクリックすると自動で細かな髪の選択範囲を調整してくれます さらに、不要なカラーの除去にチェックを入れると髪のエッジに残る白い背景が消えきれいになります。 今回は「選択とマスク」を使った髪の毛の切り抜きをしましたが、元画像がどれだけ被写体と背景がはっきり分かれているかで仕上がりが大きく変わってきます。今回のように被写体と背景がしっかり分かれている場合は非常にきれいに切り抜くことができます。
消点を使って箱にロゴをきれいに貼る方法 VIDEO 消点を使って立体的な箱に平面のロゴをきれいに貼る方法を解説していきます。
張り付けたいロゴのレイヤーを選択し、Ctrl(Mac: Command)を押しながらサムネイルをクリックします。するとレイヤーにあるオブジェクトの選択範囲を自動で作成します ロゴのレイヤーを左の目玉のアイコンをクリックし非表示にします 箱のレイヤーを選択し、メニューバー＞フィルター＞消点を選択します。すると新しい画面が出てきます 箱の面に沿ってクリックしていき面を囲みます。この時、端の白い四角をドラッグすると部分的に形を変えることができます 右端の白い四角にマウスカーソルを合わせCtrl(mac : Command)を押しながらドラッグするとグリッドが伸びます グリッドが伸びたら各白い四角をドラッグして箱の面に合うように形を整えます Ctrl(Mac : Command)+Vでコピーしておいたロゴを張り付けます 青い四角のどころまでドラッグするとその面に合わせてロゴが変形されます 左の変形ツールを選択しShiftを押しながらロゴの大きさを整え右上のOKを押すと完成です パッケージのモックアップなどを作るときに活躍する消点。ぜひ試してみてください。
遠近法ワープを使ってきれいにパースを合わせる方法 VIDEO Photoshopの遠近法ワープを使って立体物のパースを合わせる方法を解説していきます。
編集したいレイヤーを選択し、メニューバー＞編集＞遠近法ワープを選択します オプションバーの「レイアウト」が選択されていることを確認します カンバス上でプレゼント左側の面あたりをドラッグしてグリッドを引きます。グリッドは後で整えるので大まかに引いて大丈夫です 次にプレゼント上側の面あたりをドラッグしてグリッドを引きます。 この時、四隅の各ポイントが別のグリッドのピンに近いと自動で結合されます。 最後にプレゼント右側の面あたりをドラッグしてグリッドを引きます。すべてのグリッドが引けたら四隅の各ポイントをドラッグしてグリッドが各面と合うように移動させます。この時、別のグリッドのピンの近くに移動させるとそのピンと結合されます。最終的にプレゼントの立方体と合うようにグリッドを調整します。 オプションバーの「ワープ」を選択します。するとグリッドの表示が変わります。 各ピンを動かすことで任意のパースを作ることができます。 つい自由変形でやってしまいがちなパースですが遠近法ワープを使うことでコントロールがしやすくイメージ通りのパースを作ることができます。
