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映画のパンフレットどこに注目する?Surfvoteの意見投票では32.1%が「ストーリーをより理解するために活用」と回答。一方26.8%は装丁やデザインを重視。さらに23.2%が読まないと回答した。

映画ライターの安藤エヌ氏が提起。ストーリー重視派「観る前に作品を理解したい」デザイン重視派「目を惹けば購入したい」パンフレットを購入しない派「習慣がない」。


SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、「映画のパンフレット、どこに注目して読む?」というイシュー(課題)について1月31日に投票が終了しましたので結果をお知らせします。


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映画のパンフレット、どこに注目して読む?


日本にいれば劇場に行くとパンフレットが売っているのが当然のように思えますが、実は映画鑑賞の付帯物としてパンフレットが販売されているのは日本独自の文化であり、欧米では超大作を除き基本的に制作されないといいます。古くから劇場パンフレット文化が根付いていたことが伺える日本ですが、現在、映画業界ビジネスの観点から考えると、パンフレットを制作・購入する文化は昔ほど隆盛していないことがうかがえます。

近年ではより観客にパンフレットを手に取ってもらうための戦略のひとつとして、デザイン性に重きを置いたものが流通するようになってきました。キャストや監督のインタビューから作品を紐解こうとする人もいるかもしれません。Surfvoteでは、映画パンフレットのどこに注目して読むのか?意見を広く募集しました。


投票の詳細


イシュー(課題):映画のパンフレット、どこに注目して読む?

https://surfvote.com/issues/rfeztrannbya

調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)

調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー

調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票

投票期間:2023年12月1日〜2024年1月31日

有効票数:56票


投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)


作品のストーリー解説 32.1%


映画が始まる前にパンフレットを買い読んで、作品に対する理解を深めてから映画を見るのが好きです。


キャストや監督、製作陣のインタビュー 14.3%


初めて観る映画は、ストーリーを追うことに集中していて、それぞれのシーンに込められた意図や隠喩を見逃しがちである。監督や制作陣のインタビューを読むことで追加的に得られる情報は思っているより多い。


コンセプションアートやプロダクションノートなどの舞台裏 1.8%


映画で知れない裏話を知れるとうれしいです。


パンフレットそのものの装丁やデザイン 26.8%


まずは見た目が大切だと思います。目を惹くデザインか、買いたくなるデザインか、それから中身の内容を見ます。ただ文字が書いてある冊子だったら買いたいとは思わない。


その他 1.8%


パンフレットを買うのは稀であるが、どうしても形のあるものとして思い出に保存しておきたいときに買います。

思い出の品なので買っても中をしっかり見ることはあまりないです。


わからない(またはパンフレットを読まない) 23.2%


映画でさえ、お金がかかるのにさらにパンフレットを購入しようとは思わない。

このイシューを執筆した 安藤 エヌ氏


日本大学芸術学部文芸学科卒。フリーランスライターとして2019年から活動。現在は主に映画ジャンルでの執筆を行っている。これまでの掲載先は Real sound、rockin'on、マイナビウーマン、ダ・ヴィンチ、主婦と生活社など。セクシャルマイノリティ/ジェンダー分野に興味を持ち、クィア映画を積極的に鑑賞し、自費出版でオリジナルクィア小説を発行するなど、常に多角的な視点を持ち自分の言葉で発信することを信条としている。


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