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マクニカ、ナイスメッツと連携し、疫学研究に基づく フレイル予防サービス「MAQUP」の提供と 運動プログラム提供パートナーの募集を開始

半導体、ネットワーク、サイバーセキュリティ、AI/IoTにおけるトータルサービス&ソリューション・プロバイダーの株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、以下マクニカ)は、株式会社ナイスメッツ(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:熊谷 秋三、以下ナイスメッツ)と連携し、疫学研究のエビデンスに基づいたフレイル予防サービス「MAQUP(メイクアップ)」の提供を開始いたします。また本サービスを活用してフレイル対策の運動プログラムを提供するパートナーの募集も合わせて開始いたします。

日本は世界有数の長寿国であり、2025年には75歳以上の後期高齢者が約2,200万人(5人に1人)に到達する見込みです。しかし、健康寿命*1は平均寿命に対して約10年短く、医療費や介護費の増大、現役世代の負担増大が社会課題となっています。高齢者が心身共に健康で幸福な生活を送るためには、健康寿命の延伸が重要です。体が弱り始めている「フレイル」状態を早期発見し、適切な運動を継続することにより、再び自立した生活を行える状態に戻ることが期待されています。

*1健康寿命:健康上の問題で日常生活が制限されることなく自立した生活


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この度、マクニカが提供を開始するフレイル予防サービス「MAQUP」は、Web上で6つの質問に回答することでフレイル状態を早期発見し、地域の運動プログラム提供パートナーと共同で、健康の維持とフレイル状態の改善を目指す運動プログラムを提供するものです。
ナイスメッツの代表取締役社長であり九州大学名誉教授でもある熊谷氏が長年疫学研究の中で得たエビデンスに基づく知見と、マクニカのデータ利用・AIのノウハウを掛け合わせて開発し、フレイル測定、適切な運動、3か月ごとの効果測定のサイクルを継続いただくことで、健康寿命の延伸を目指すプログラムとなりました。 


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■フレイル予防サービス「MAQUP」の提供ステップ

(1) 初回の測定:6つの質問からフレイル状態を判定するWeb/スマートフォン*2アプリケーションを提供
・かんたんフレイルチェック:オリジナルは、熊谷九州大学名誉教授作成
・フレイルチェックフィードバック
・自治体経由で無償提供を予定

(2) 運動プログラム:運動プログラムの提供パートナーとフレイル対策の体操教室として提供
・対面の運動プログラム:現地・遠隔(Zoom等を利用)を予定
・自主トレーニング用の動画プログラム:準備予定
・活動量計によるモニタリング:活動量、座位時間からフィードバックも提供予定

(3) 効果測定:運動プログラムの提供パートナーと提供
・かんたんフレイルチェック:オリジナルは、熊谷九州大学名誉教授作成
・フレイルチェックフィードバック
・運動機能測定:握力、歩行速度、開眼片足立ち等の測定

*2:WEBは2022年5月16日(月)、スマートフォンは2022年7月リリース予定

(開発中のWebアプリ:かんたんフレイルチェックの画像)


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■運動プログラム提供パートナーの募集
 マクニカは、「(2) 運動プログラム」を一緒に高齢者に提供頂けるパートナー企業を募集しております。
詳細は当社のWebページをご覧ください。
https://www.macnica.co.jp/business/healthcare/products/139590/index.html

パートナーは、自立している高齢者向けに熊谷九州大学名誉教授の長年の疫学研究のエビデンスに基づいたフレイル予防サービスを自社の運動プログラムに組み合わせて提供することができます。マクニカでは、結果として以下のメリットの提供を目指しております。
・エビデンスに基づく「(3)効果測定」による既存利用者の満足度向上、継続性Up
・「(3)効果測定」等の結果から、既存で実施されている運動プログラムの改善の支援
・「(1)初回の測定」からの送客、プロモーションによる高齢の新規利用者の獲得
・自主トレーニング用動画コンテンツの共同開発支援
・運動に限らない高齢者の生活を心身ともに豊かにする「栄養、口腔、こころ、お金等」のコンテンツの活用(将来、開発・作成を予定)

お問い合わせ先 サービス担当窓口までメールにて、お問合せください。
お問い合わせ窓口:Kfps-sales@macnica.co.jp

■ナイスメッツ 代表取締役社長・九州大学名誉教授 熊谷秋三氏 コメント
このたび、マクニカは超高齢社会における高齢者の自立を支援する取り組みの一環として、フレイル予防に特化した健康支援システム(MAQUP)のサービス展開を開始しました。MAQUPのコアとなるフレイル予防は、フレイルを知ること、はかること、そして運動で改善することを目的としたサービスを構築し、そのデジタル化を推進しています。私どもが開発した「かんたんフレイルチェック」で判定されたフレイル状態に応じた、遠隔指導を含む運動メニューを用いた運動習慣化を目指すことで、フレイル状態の改善や日々の生活でのQOLの向上を目指します。運動指導は、専門のフレイル予防運動支援士(健康運動指導士等の有資格者で事前にe-learning受講し試験に合格)が担当します。この機会に是非ともMAQUPをお試しください。

■マクニカのヘルスケアへの取り組み
超高齢社会を背景とした社会保障費の削減、健康寿命の延伸、生涯現役社会の構築といった社会課題に対し、マクニカでは先進のテクノロジーとデータ活用によるヘルスケア事業に取り組んでおります。中でもCOVID-19パンデミックにより拡大が懸念されるうつ病を始めとするメンタルヘルスや慢性疾患(生活習慣病)における予防の実現に注力し、心身ともに豊かで充実した生活を支援してまいります。
これらを実現するため、マクニカでは50年近くにわたる商社事業で蓄積した先進技術のソーシング力、技術イノベーションの核となる半導体レベルの技術力、データマネジメント・セキュリティを軸とするIT技術力、グループ内約80人のデータサイエンティストと全世界2.5万人のデータサイエンティストのコミュニティを擁するAIのケーパビリティを融合することで、生活者のバイタル・メンタルデータの収集と、「データ×AI×専門性」によるヘルスケアソリューションの開発を進めております。

■サービスの詳細・お問い合わせ
株式会社マクニカ MAQUP担当 
E-mail:Kfps-sales@macnica.co.jp
WEB:https://www.macnica.co.jp/business/healthcare/products/139590/index.html

※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカおよび各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。 その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご承知ください。

【株式会社ナイスメッツについて】
ナイスメッツ(代表取締役社長 熊谷秋三)は、2021年12月に健康寿命延伸にかかる社会課題を解決するため設立されました。具体的には、高齢者向けのフレイル予防・改善を目的にフレイル判定評価や遠隔指導も含めた運動介入サービスを提供します。2022年2月に株式会社マクニカと資本・業務提携を結び、同社のデジタル技術を活かした大規模なサービス展開を図っていきます。今後、ナイスメッツは、「自分でつくる健康社会の実現」に向けた取り組みを通して社会に貢献してまいります。
詳細はWebサイト(https://www.nice-mets.co.jp/)をご覧ください。

【株式会社マクニカについて】
マクニカは、1972 年の設立以来、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。従来からの強みであるグローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、ロボットなどの分野で新たなビジネスを展開しています。「Co.Tomorrowing」をスローガンに、最先端のテクノロジーとマクニカが持つインテリジェンスをつなぎ、ユニークなサービス&ソリューションを提供する存在として、社会的価値を生み出し未来社会の発展へ貢献していきます。当社は、横浜に本社を構え、世界23ヶ国85拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。
詳細はWebサイト(https://www.macnica.co.jp)をご覧ください。

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