2022年3月25日 15:00
株式会社サムライズ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:谷 利太郎、以下 サムライズ)は、2022年3月25日、ライブ配信サーバーRed5 ProがSRTプロトコル(※1 以降SRT)に対応し、高画質、低遅延なライブ配信を実現したことを発表します。
5GやWi-Fiの通信速度が速くなり、どの場所からでも高画質でリアルタイムな配信へのニーズが高まってきています。しかしながら、視聴者側の無線通信の不安定さから、これまでの通信方法では読み込み待ちやコマ落ちが発生することがしばしばありました。
そんな中、不安定な通信環境でも、高解像度かつ低遅延での配信が可能となる通信方式SRTが誕生しました。
現在、エンコーダ(※2)によるSRTの配信対応が進んでおり、Red5 ProにおいてもSRTに対応いたしました。
■Red5 Proによる安定した配信
Red5 ProがSRTに対応することにより、視聴者の環境に関わらず、(1)高画質、(2)低遅延、(3)セキュア、な動画配信が実現します。
Red5 Proを活用することで、多くのユーザに対し視聴者体験を損なうことなく、ありのままの映像として、どんな場所からでもリアルタイムに配信することができるようになります。
Red5 Proの活用シーンとしては、複数あるイベント会場への他会場からのライブ配信や、スポーツ会場からの多方面へのリアルなライブ映像の配信が可能となります。
■Red5 Pro製品概要
Red5 Proは、PC、タブレット、スマートフォンなど様々なデバイスへの【低遅延の動画ストリーミング】というニーズに応えるために、オープンソースRed5の開発に関わっていたクリス・アレン氏が商用ライセンス化した製品です。低遅延、高信頼性の動画配信サーバーとクライアントアプリ開発用のSDKを組み合わせた製品構成となっています。
安定性、スケーラビリティーを向上させ、開発者の工数を大幅に削減できるクライアントSDKが用意されており、遅延の少ないスケーラブルなライブ配信、ビデオオンデマンド(VOD)配信、PC、スマホ、タブレット、スマートTV、ゲームなどへの動画映像の配信が可能です。
※1) SRTプロトコル
SRT(Secure Reliable Transport)プロトコルはカナダのHaivision社によって開発された、リアルタイム性を保持しつつ、高い機能性をもつビデオ伝送プロトコルで、2017年にオープンソース化されました。同時に組成されたSRT Allianceによる推進のもと、今日では多様なメーカによって開発・実装されることで日々進化を遂げている技術です。
ストリーミング業界では、アドビが開発したRTMPが長年使われておりましたが、さらなる高画質、低遅延のライブ配信をネットワークが不安定な状態でも確実かつセキュアに配信できる新しいプロトコルとして期待されております。
※2) エンコーダ
カメラ機器の映像を、最適なサイズに変更し、HDMI出力やネットワークへ映像を配信する機器
■株式会社サムライズについて
2001年よりAMS(旧Flash Media Server)の提供を開始、動画ストリーミングサービスの構築におけるリーディングカンパニーとして業界を牽引してきました。
現在では、急激にニーズの高まるライブストリーミングの技術に対応するため、低遅延ライブ配信サーバーRed5 Proの提供を通じて、お客様のビジネスをサポートしております。
サムライズは、常にお客様の視点に立ち、お客様価値の最大化に貢献することで、お客様と共に成長することを第一として、国内外の様々な技術、サービスを通じて、お客様の課題解決、付加価値の創造をお手伝いいたします。
本社所在地: 東京都品川区大崎1-6-4 新大崎勧業ビル10F
電話 : 03-5436-2040(代)
URL : https://www.samuraiz.co.jp?atpress220325srt
■本件(プレスリリース)掲載場所
https://www.samuraiz.co.jp/news/red5pro_21_1.html?atpress220325srt
■Red 5Pro 製品ページURL
https://www.samuraiz.co.jp/red5pro/?atpress220325srt
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