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Uberの子猫お届け便で300以上の子猫が新たな家族と出会う

 タクシー配車サービスの「Uber」が10月29日(米国時間)の1日限定で、全米50の都市で子猫をユーザー宅に連れて行くキャンペーンを実施したことを先日お伝えしたが、その結果が報告された。

 これはUberの配車サービスを使って、希望するユーザーのもとに子猫を届けるというもので、ユーザーはその猫を15分間“モフる”ことができ、モフり終わると子猫はまた連れて帰られる。ただし、このキャンペーンは、単に子猫と遊びたい要求を叶えるものではなく、行き場のない子猫の飼い主を探すことを目的としていた。いずれの子猫もUberが提携するシェルターで管理されているもので、子猫が気に入ったら、ユーザーはそのシェルターに連絡をして、猫を引き取ることができるようになっていた。

 結果として315匹以上の子猫が新たな家族と家を見つけることができた。このキャンペーンは2014年に続き2回目となるが、2015年の成果は2014年の15倍にも達した。また、「モフり料金」の30ドルは、シェルターに寄付されることとなっていたが、計4万ドル以上が寄付されることとなった。

(若杉 紀彦)