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GPT-6 Astraの頭脳、作ったのはGPU 10万基。もうZFLOPSの世界へ

 「AGI(汎用人工知能)の到達おめでとう」――NVIDIAのジェンスン・フアンCEOは9月7日(米国時間)、OpenAIの最新モデル「GPT-6 Astra」の発表のX(旧Twitter)投稿に対して、CrusoeAIのCEO兼共同創業者のChase Lochmiller氏に続いて祝辞を贈った。

 GPT-6 Astraは、人間には簡単でもAIには難しいゲームをやらせることでAGIへの距離を測るテスト「ARC-AGI-3」で99.9%を達成した驚異的なモデルだ。Xでは、GPT-6 Astraが高度なペイントソフトや3Dモデリングソフトウェアを自律操作したり、3Dゲームの設計を行なっている様子が多く投稿されているため、一度は目にしたことがあるかもしれない。そんな高度な知能を獲得したGPT-6 Astraに、フアン氏は祝辞を贈り、ChatGPT登場からわずか4年で成し遂げたものだと称えた。

 一方でフアン氏は、GPT-6 Astraのトレーニングには、10万基以上のNVIDIA Grace Blackwell NVLink72が投入されたことを明かした。

 これはラック単位の「NVIDIA GB200 NVL72」ではなく、GPU単位だと思われるが、NVIDIA GB200 NVL72に搭載される「GB200 Grace Blackwell Superchip」は1CPU+2GPU構成で80TFLOPSの性能を実現するため、10万GPUのシステム全体では倍精度浮動小数点(FP64)で4EFLOPS(エクサフロップス)に達することが推測される。

 最新のTOP500では、最上位の中国製スパコンでも2.19EFLOPSであるため、これを優に超える演算能力――実際はFP64ではなくFP4などを利用していると思われるので、ZFLOPS(ゼタフロップス単位)――でGPT-6 Astraがトレーニングされたことになる。

 また、フアン氏は、次には40万基のGPUを投入するとしている。

 ……AIはどこまでコンピュータ資源を必要とし、どこまで賢くなるのか。想像がつかなくなった。