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シャープ初の複写機が「複写機遺産」に認定

シャープファックス(SF-201)

 シャープ株式会社は、同社初となる複写機「シャープファックス(SF-201)」が、一般社団法人日本画像学会の「複写機遺産」に認定されたと発表した。

 複写機遺産は同学会が2018年に創設し、日本の複写機産業における発展の原動力となった初期の複写機の技術的/社会的功績を顕彰し、文化的遺産として後世に伝えるための認定制度。

 1972年に発売されたSF-201は、500×415mmという卓上設置が可能なサイズでありながら、複写速度は同価格帯(当時30万円前後)の製品の中で最速となる10ppmを達成。ボタンなどの操作部や状態表示ランプ/枚数カウンタなどの表示部を前面に集約。設置性、性能、使いやすさが評価され、さまざまな業界で普及した。複写による業務の大幅な効率化といった功績が評価され認定に至ったという。