Red Bull、全開走行のF1カーを自在に撮影できるドローン。4秒で300km/hまで到達

開発されたドローン

　Red Bullは27日、全開走行するF1カーを撮影できるFPVドローンを開発したとして、映像を公開した。高速走行するF1カーの後ろを追従しながら、コース1周を通して撮影した映像などが収められている。

　今回開発されたドローンは、FPVドローンを用いた映像撮影サービスを提供するDutch Drone Godsと共同で、約1年間かけて行なわれたという。ドローンの最高速は350km/h以上、わずか4秒で300km/hまで加速できるとしている。

　通常のドローンと異なり、円筒状の本体下方に4つのプロペラを備えたロケットのような形状を採用するなど、さまざまな工夫を行なうことで、連続した超高速飛行を可能にしたという。操縦はパイロットが手動で行なっている。

パイロットがリアルタイムの映像を見ながら手動操縦している

300km/h超で追従しながら撮影できるという