叩くと煩悩のように妖しく光り、般若心経が入力される「USB木魚」。Twitterユーザーが製作

うちのUSB木魚、パソコンに接続するとキーボードとして認識されて、叩くと煩悩みたいな発光しながら般若心経が入力できるようになりました。pic.twitter.com/KuI7bshXTZ

— うこ (@ukokq)May 12, 2021

　木魚を撞木で叩くと、ゲーミングデバイスのように妖しく光り、接続したPCに般若心経が入力される...。一見、文章で見ると頭が混乱してしまいそうだが、なんとその木魚はUSB接続に対応しているのだ。

　そんな「USB木魚」を製作したのは、Twitterのうこ氏(@ukokq)。USBポートに酷似した"単なるシール"が貼付されている木魚をTwitterで見つけたところから着想を得たようだ。

USBを挿せる新手の木魚かと思いワクワクしてよく見たら、ただのシールだった。pic.twitter.com/U2sw0e6alS

— Velladon Phoenix (@Velladon_san)April 26, 2021

　般若心経が入力できるのは、木魚の内部を改造し、HIDデバイスとしてPCに認識できるように対応。さらにPC側のユーザー辞書でもあわせて仕込みを行なっているからだそう。最初はEnter入力用デバイスとして使用していたものの、「煩悩」に負けてこのような改造に至ったとも説明している。

　ここ昨今、感染症対策として、なるべく会話を控えることが呼びかけられている。このような木魚と大きい液晶ディスプレイがあれば、サイレントかつ近未来の法事ができるかも?しれない。