やじうまPC Watch
これぞ無理ゲー。操作も辛そうな世界最小ゲーム機「Arduboy Nano」
2021年2月4日 12:11
Arduinoを使ったオープンソースゲーム機「Arduboy」のコミュニティにおいて、Kevin Bates(Bateske)氏が、フル機能を備えた“世界最小”ゲーム機「Arduboy Nano」を制作したとし、詳細と制作過程を公開した。
バッテリを内蔵するフル機能のモバイルゲーム機でありながら、高さをわずか26mmに抑えた。Arduboyと同じATmega 32u4マイクロコントローラを採用し、筐体には64×32ドット表示0.49型OLEDディスプレイ、直径15mmのピエゾスピーカーなどを格納している。
ディスプレイはI2Cプロトコルを採用していて、既存のArduboyゲームと互換性を維持。25mAhのバッテリを内蔵し、約1時間以上のプレイが可能だという。ケースは3Dプリンタを用いて作られていて、3ピース構造となっている。ボタンも3Dプリンタを用いて制作した。
Introducing Arduboy Nano, an open source game system for ants!https://t.co/ASXrIECnOzpic.twitter.com/UzUOqVTnwM
— Kevin Bates (@bateskecom)February 1, 2021
硬貨ほどのサイズしかない本機は、画面を見るにも、操作をするにもつらそう。同氏はTwitterで「アリ向けのオープンソースゲームシステム」などとジョークを交えながら紹介している。
製品としての発売はないようだが、基板は残っているそうで、自身で制作にチャレンジしたいユーザーは、連絡すれば数ドルの送料で送るそうだ。