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これぞ無理ゲー。操作も辛そうな世界最小ゲーム機「Arduboy Nano」

 Arduinoを使ったオープンソースゲーム機「Arduboy」のコミュニティにおいて、Kevin Bates(Bateske)氏が、フル機能を備えた“世界最小”ゲーム機「Arduboy Nano」を制作したとし、詳細と制作過程を公開した。

 バッテリを内蔵するフル機能のモバイルゲーム機でありながら、高さをわずか26mmに抑えた。Arduboyと同じATmega 32u4マイクロコントローラを採用し、筐体には64×32ドット表示0.49型OLEDディスプレイ、直径15mmのピエゾスピーカーなどを格納している。

 ディスプレイはI2Cプロトコルを採用していて、既存のArduboyゲームと互換性を維持。25mAhのバッテリを内蔵し、約1時間以上のプレイが可能だという。ケースは3Dプリンタを用いて作られていて、3ピース構造となっている。ボタンも3Dプリンタを用いて制作した。

 硬貨ほどのサイズしかない本機は、画面を見るにも、操作をするにもつらそう。同氏はTwitterで「アリ向けのオープンソースゲームシステム」などとジョークを交えながら紹介している。

 製品としての発売はないようだが、基板は残っているそうで、自身で制作にチャレンジしたいユーザーは、連絡すれば数ドルの送料で送るそうだ。