サントリー、医療機関向けに自社負担で消毒用アルコールを提供

　サントリーは15日、医療機関向けに消毒用アルコールを提供開始すると発表した。製品製造にかかる費用はすべて同社が負担する。

　新型コロナウイルス感染症の拡大にともない、消毒用アルコールの需給が逼迫しているが、このほど医療機関などにおいても手指消毒用以外の高濃度アルコールを消毒用として使えるようになったため、サントリースピリッツ大阪工場で蒸留したアルコールの一部を医療機関など向けに4月下旬より提供する。

　なお、海外ではすでにビームサントリーが、米ケンタッキー州の生産拠点においてアルコール消毒液を製造しており、ケンタッキー州の救急隊員や医療機関者などへ提供を行なっている。