やじうまPC Watch

中国・北京で世界初の「AI公園」

ジョギングコースの上に設けられた顔認識用カメラ

 中国・百度(Baidu)は11月1日(現地時間)、同社の取り組みなどを紹介する「2018百度世界大会」を開催。このなかで、北京・海淀区と協業し、既存の「北京海淀公園」をリニューアルし、世界初の「AI公園」として一般公開すると発表した。

 紹介のビデオによれば、顔認証によりコインロッカーが利用できるほか、園内のジョギングコースにカメラが取り付けられ、その人がどのぐらいの距離/時間をジョギングしたかを自動で計算するサイネージが用意されている。また、ARによって太極拳トレーニングも行なえる。

 休憩所にはAIスピーカーが取り付けられており、ユーザーの問いかけ(天気や歌のリクエスト)に答えているほか、Baiduが開発した自動運転バス「Apolong」で入り口まで移動できるようになっている。