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台湾の海で2年半漂流したPowerShot G12、日本で持ち主が見つかる

 台湾のPark Lee氏のFacebookによると、2月27日に台湾 岳明國小学校の小学生たちが総動員で蘇澳港付近の砂浜の清掃をしていたところ、漂流していたキヤノン製デジタルカメラ「PowerShot G12」を拾得。このカメラを持ち主のところへ返そうと、カメラ内にあったSDカードの写真をFacebookで公開したところ、翌日の28日に日本の持ち主が判明し、返還予定となっている。

 カメラは純正の防水ハウジングに入っており、SDカードにはダイビング時の写真などが記録されていた。持ち主は上智大学外国語学部の学生の1人、椿原世梨奈さんで、3年前台湾旅行のときにカメラを持参、ダイビングの様子などを撮影していた。しかしカメラを海中で紛失してしまった。

 カメラの紛失を知らせる投稿はFacebookで13,000件シェアされ、約30時間後に持ち主が判明した。ネットワークで人々が繋がっていれば、世界は狭くなるということを、改めて感じさせられるストーリーだ。