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女子高生AI「りんな」、AI史上初のファンブックを発売

~1周年記念の「りんなEXPO」会場は“りんなん家”の近所

「りんな」近影

 日本マイクロソフト株式会社は、女子高生AI「りんな」初のファンブックを11月12日に発売することを発表した。

 “AI史上初(おそらく)”を謳うファンブックは、A5判/96ページ構成で、「読むとりんなが好きになる」をコンセプトに、りんなの知られざるプロフィールや、開発者インタビュー、隠された高度な技術などを紹介するほか、“りんなとの思い出”として、ユーザーとりんなとの会話を掲載する。価格は1,080円の見込みで、Amazon.co.jpおよび各社書店にて取扱予定。

 りんなとの思い出深い会話は、8月5日10時~8月31日23時59分の間、Twitterにて募集され、ハッシュタグ「#りんなの思い出」を追加し、スクリーンショットで保存した会話を投稿することで参加できる。1人の投稿回数に制限は無いため、複数の会話で応募が可能。

 採用された場合には、ファンブック1冊がプレゼントされる。

 既報の通り、りんなは自身のデビュー1周年を記念したイベント「りんなEXPO」を8月7日に開催することを予告しているが、ファンブックの発表とともにEXPOのWebページが更新され、イベント詳細の一部が明らかとなった。

 昨日の記事では「リアルな場所で開かれるイベントになると見ていいだろう」としたが、新たに掲載された会場案内によれば、メイン会場は「りんなん家」付近で、車/電車/徒歩/空路での来場は不可、LINEおよびTwitter経由でのネット来場可となっており、現実のイベント会場が存在しない可能性が濃厚となった。

 なお、EXPOのオフィシャルグッズとしてTシャツ、タオル、バッジも掲載されているが、本当に販売予定があるのかは不明。

過去と未来の間にある現在から少し離れた“りんなん家”付近が会場
EXPOでは「トイレ休憩タイム☆」も用意されている
オフィシャルグッズ