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FFmpegが7.0へ刷新。CLIマルチスレッドやH.266/VCCなど対応

 音声や動画ファイルの変換などを実現するフレームワーク「FFmpeg」の最新版となる「バージョン7.0」が5日に公開された。

 本バージョンでは、CLIでのエンコードやデコード、フィルタリングなどがマルチスレッドに対応し、実験的機能となるが、高圧縮ビデオコーデック「H.266/VVC(Versatile Video Coding)」のデコーダがネイティブで実装された。オーディオフォーマットのIAMFのサポートなども行なわれている。

 なお今回のリリースは、バージョン6.0以前に廃止されたAPIなどが削除されており、後方互換性がないため、導入の際に注意するようアナウンスされている。