NEC、量子コンピューティング技術を活用し企業向けにサービス提供

量子コンピューティングを活用したワークフロー

　NECは、同社の量子コンピューティング技術を活用した「量子コンピューティング適用サービス」を開始した。

　同社のベクトル型スーパーコンピュータ SX-Aurora TSUBASAをベースにしたシミュレーテッドアニーリングマシンやLeapクラウドサービス経由でD-Waveの量子アニーリングマシンを活用し、ニーズに適した教育や技術検証等を提供するサービス。

　膨大な組合せの中から瞬時に最適解を導きだすことができる量子コンピューティング技術を活かし、同社の実証から得たノウハウから業務課題抽出、最適化方式検討、定式化・机上検討、現場適用検証まで、量子コンピューティングの業務適用に向け、フェーズごとに必要な支援プログラムを用意する。また、より良い組み合わせが得られるように、課題の規模や特徴に合わせて、利用するプラットフォーム、アルゴリズムの選択・組み合わせができる。