Androidベースのハイレゾオーディオプレーヤー「Shanling M6」

　中国SHANLINGは2日(現地時間)、Android OSをベースとしたハイレゾオーディオプレーヤー「M6」を発表した。中国では9月19日に発売され、そのほかの国に関しても順次展開する予定。

　ShanlingとしてははじめてオープンプラットフォームのAndroidを採用し、サードパーティー製のアプリも利用可能。CPUにはSnapdragon 430を採用し、Quick Charge 3.0による急速充電も対応。メモリは4GB、ストレージは32GBで、microSDにより最大2TBまで拡張可能。液晶はシャープ製の4.7型IPSを備える。

　DACにはAKMの「AK 4495SEQ」を2基搭載し、シングルエンドおよびバランス駆動のいずれでもデュアルデコーディングを行なう。また、Bluetoothレシーバとして使うこともでき、SBC、LDACコーデックをサポートする。

　オーディオは最大32bit/768kHzおよびDSD256形式をサポート。Androidを独自にカスタマイズすることで、Androidに起因する音質低下などの問題を回避したとしている。

　ヘッドフォン出力は2.5mmおよび4.4mmバランス。駆動時間はシングルエンド駆動時で最大12時間、バランス駆動時で最大9時間。本体サイズは68.5×135.5×17mm(幅×奥行き×高さ)、重量は220g。