イベントレポート

LG、USB Type-C対応27型4K液晶などを展示

~15型4K液晶ノートも展示

 LG Electronicsは、CES 2016会場のLGブースにおいて、液晶ディスプレイやノートPCの新製品を展示した。こちらの記事にあるように、1月4日(北米時間)に一部製品が先行展示されたが、本稿では、それ以外の液晶ディスプレイやノートPCの新モデルを紹介する。

24MP88

 24MP88は、23.8型AH-IPS液晶を採用する最新ディスプレイだ。上下左右ともベゼル幅が2.5mmと極限まで狭められた、デザイン性重視の製品。表示解像度は1,920×1,080ドットで、sRGBカバー率99%以上の広色域表示をサポート。また、ハードウェアカラーキャリブレーションにも対応している。映像入力はHDMI 2系統とミニD-Sub15ピン。5W×2のステレオスピーカも内蔵。発売時期は2016年の3~4月頃を予定しており、価格は未定。

23.8型フルHD IPS液晶ディスプレイ「24MP88」
4辺ともベゼル幅は2.5mmしかない
左側面
右側面
映像入力はHDMI×2およびミニD-Sub15ピン
スタンド
下部に5W×2のステレオスピーカを搭載。OSD操作用のスティックも搭載している

34UC98

 34UC98は、34型の21:9ウルトラワイド湾曲液晶新モデル。パネルの種類はAH-IPSで、表示解像度は3,440×1,440ドットで、AMD FreeSyncに対応。また、sRGBカバー率99%以上の広色域表示にも対応し、ハードウェアカラーキャリブレーションも可能。映像入力は、HDMI×2およびDisplayPortを用意するとともにThunderbolt 2経由での映像入力もサポート。Thunderbolt 2コネクタは2個用意され、デイジーチェーン接続にも対応している。こちらも、発売時期は2016年の3~4月頃を予定しており、価格は未定。

34型ウルトラワイド液晶、34UC98。表示解像度は3,440×1,440ドット
液晶面は湾曲している
左側面
右側面
Thunderbolt 2経由での映像入力をサポート
スタンド

34UM88

 34UM88は、34型の21:9ウルトラワイド液晶新モデル。34UC98とは異なり、こちらは平面パネルとなる。この他の仕様は34UC98とほぼ同等で、パネルの種類はAH-IPSで、表示解像度は3,440×1,440ドットで、AMD FreeSyncに対応。また、sRGBカバー率99%以上の広色域表示にも対応し、ハードウェアカラーキャリブレーションも可能。Thunderbolt 2対応も同様で、Thunderbolt 2ポートを2ポート備える。その他、HDMI×2およびDisplayPortも備える。発売時期は2016年の3~4月頃を予定しており、価格は未定。

34型ウルトラワイド液晶、34UM88。34UC98とは異なり、平面パネルを採用。表示解像度は3,440×1,440ドット
左側面
右側面
Thunderbolt 2を2ポート備える
スタンド
OSD操作用のスティック型コントローラも用意

15U560

 15U560は、15.6型4K(3,840×2,160ドット)液晶を搭載するノートPC新モデル。4K IPS液晶搭載により、高精細な映像表示が可能となっている。また、標準でディスクリートGPUとしてGeForce 940Mも搭載しており、性能面も申し分ない。CPUは第6世代Core i3/i5/i7が搭載可能で、展示機ではCore i7-6500Uを搭載していた。メインメモリは8GBで、DDR3Lを採用するという。内蔵ストレージは最大1TBのHDDと最大512GBのSSDを同時に搭載できる。また、harman/kardonブランドの高音質スピーカも搭載される。発売時期および価格は未定とのことだ。

15.6型4K液晶搭載ノート、15U560
本体正面
左側面
右側面
天板部分
15.6型4K(3,840×2,160ドット)液晶を採用。パネルはIPS
キーボードはフルサイズで、テンキーも搭載
展示機ではCore i7-6500U、メモリ8GBを搭載。また、ディスクリートGPUとしてGeForce 940Mも標準搭載される

(平澤 寿康)