【GTC 2012レポート】NVIDIAのGTC 2012が開幕
~Keplerの新情報が公開

McEnery Convention Center

会期:5月14日~17日(現地時間)
会場:サンノゼMcEnery Convention Center



 米NVIDIAが主催する、GPU関連の開発者会議「GPU Technology Conference 2012」(GTC 2012)が、米国カリフォルニア州サンノゼにおいて5月14日から17日(現地時間)の会期で開催される。

 GTCはゲームなどグラフィックス関連および、GPGPUによるHPC(High Performance Computing)関連などGPUを利用する開発者に向けた会議。2011年を除き、過去数年、サンノゼのMcEnery Convention Centerで開催されており、そのローカル版も日本を含む各地で開催されている。

 セッションは、アルゴリズム、アプリケーション開発、音声/画像処理、気候モデリング、クラウド、物理、データベースマイニングなど多岐にわたり、1日あたり数十件が平行して行なわれる。

 初日となる14日は、導入となるチュートリアルのみが行なわれ、15日からNVIDIA社長兼最高経営責任者(CEO)であるジェン・スン・フアン氏による基調講演を皮切りに、本格スタートする。

 同社は3月に新アーキテクチャ「Kepler」を採用するGeForce GTX 680を発表し、すでに発売もされているが、これまで同アーキテクチャのGPGPU周りの技術については詳しい情報が開示されていなかった。これについて16日に、「Inside Kepler」と称した関連セッションが予定されており、詳細な情報が明らかにされる見込み。

 PC Watchでは随時レポートをお届けする。

会場内のホールセッション予定表。相当数がある関連書籍の即売コーナーも

(2012年 5月 15日)

[Reported by 若杉 紀彦]