イベントレポート

MINISFORUM、Ryzen AI 9 HX 470搭載ミニPC「AI X1 Pro-470」

AI X1 Pro-470

 MINISFORUMは、CES 2026にて新製品発表会を開催し、Ryzen AI 9 HX 470を搭載するミニPC「AI X1 Pro-470」など今後投入予定の製品を紹介した。

AI X1 Pro-470

 AI X1 Pro-470は、CPUに最新のRyzen AI 9 HX 470を搭載したミニPCのフラグシップモデル。リモートワークやコンテンツ制作、ゲーミングなど幅広い用途で優れた性能を発揮できる。グローバルでまもなく発売する予定で、日本でもすでに予告ページができており、メールアドレスを登録すれば7,000円オフクーポンが入手できる。

 CPU内蔵GPUにはRadeon 890Mを搭載。加えて、OCuLinkポートも備えており、外付けGPUを接続することで4K/8Kでのゲームプレイなどグラフィックス性能を高めることができる。

 Ryzen AI 9 HX 370を搭載する従来モデルに対し、CPUおよびGPUの最大クロックがアップ。NPU性能も55TOPSまで引き上がった。加えて、最大65W動作を維持できる冷却設計による性能を安定して引き出せるとする。

 メモリはDDR5 SO-DIMMスロットを2基用意し、最大64GBまでサポート。ストレージはPCIe 4.0対応のM.2 2280スロットを3基設けており、最大12TBの大容量ドライブも構築できる。

 本体にはAIノイズキャンセリング対応のマイク、ステレオスピーカーを内蔵。Web会議なども本機だけで行なえる。USB4やHDMI 2.1、DisplayPort 2.0など豊富なインターフェイスも搭載。ネットワークはWi-Fi 7、Bluetooth 5.4のほか、2基の2.5Gigabit Ethernet(GbE)を備えており、高速なデータ通信が可能となっている。

 135Wの内蔵型電源を採用して設置時の省スペース化を図ったほか、Windows Hello対応の指紋認証センサー、SDカードスロットなども装備している。

外付けGPUドックのDEG2と組み合わせた展示も

Ryzen AI Max+ 395搭載NASやCore Ultra 9 290HX Plus搭載ワークステーションも

MS-02 Ultra

 CES 2026にて開催された新製品発表会ではあわせて、Core Ultra 9 285HX搭載小型ワークステーション「MS-02 Ultra」の新モデルやRyzen AI Max+ 395搭載NAS「N5 Max」など、今後投入予定の製品についても紹介した。

 MS-02 Ultraは、コンパクトな筐体ながら強力なCPUと優れた拡張性を兼ね備えた小型ワークステーション。CPUには最上位グレードのCore Ultra 9 285HXを搭載し、直系の先代モデルにあたる「MS-01」から大幅な性能アップを図った。

 すでに販売中の製品だが、今後オプションを追加し、Core Ultra 9 285HXにECCメモリなどを組み合わせたエンタープライズ用途向け「MS-02U-285HX」と、最大5.5GHzとより高クロック動作が可能なCore Ultra 9 290HX Plus(Arrow Lake-Refresh)を搭載するゲーミング用途向け「MS-02UG-290HX」の2つが選べるようになる予定。

外装を外した様子
上方に2スロット厚のビデオカードが収まる

 また、CPUにRyzen AI Max+ 395を搭載するNAS「N5 Max」も発表。Ryzen AI 9 HX PRO 370搭載の既存モデル「N5 Pro」と比べ、性能は大幅にアップ。18コアCPUに加え、最大128GBのユニファイドメモリや最大128TOPSのAI処理性能などを備える。5基の2.5/3.5インチドライブを収容できる。

 さらに、ネットワークは10GbE+2.5GbEから10GbE+10GbEに、USBポートがUSB4 2基からUSB 4+USB 4 Version 2.0 2基(80Gbps接続対応)の計3基構成にそれぞれ強化。電源ユニットも250Wの内蔵型となり、ACアダプタが不要なデザインへと変更される。

N5 Max
CPU冷却用のファンが2基に増加
電源は内蔵型に変更

 そのほか、Core Ultraシリーズ3(Panther Lake)搭載ミニPC「M2 Pro」も投入も予告。最大LPDDR5X 9600の高速メモリや3基のM.2 SSDスロットによる最大12TBのSSDストレージ、10GbE+2.5GbEのデュアルLAN、Wi-Fi 7、USB4などを搭載する。

M2 Pro。展示機はCore Ultra X9 388H搭載

 ブースでは発表会で説明された新製品のほかにも、同社のミニPCやCPU付きマザーボードなどが展示されていた。以下写真にて紹介する。

M1 Plus。Core i5-12600H搭載
MS-R1。Arm CP8180搭載
G7 Pro。Core i9-14900HXとGeForce RTX 5070 Laptop GPU搭載
G1 Pro。Ryzen 9 8945HXとGeForce RTX 5060搭載
N5 Air。Ryzen 7 255搭載のNAS
N5 Pro。Ryzen AI 9 HX PRO 370搭載
BD395i MAX。Ryzen AI Max+ 395搭載のMini-ITXマザーボード
BD995M X3D。Ryzen 9 9955HX3D搭載のmicroATXマザーボード
BD895i SE。Ryzen 9 8945HX搭載のMini-ITXマザーボード
MS-S1 Maxを4基使ったAIクラスタ