イベントレポート

Alienware Area-51ゲーミング デスクトップにRyzen 7 9850X3D搭載モデル

Alienware Area-51ゲーミング デスクトップ

 Dellが販売している「Alienware Area-51ゲーミング デスクトップ」は、DellのAlienwareブランドのゲーミング・デスクトップPCの最高峰製品だ。これまではIntel CPUのみの提供だったが、昨年(2025年)の暮れにRyzen 9000/9000X3Dを搭載したAMD CPU版が販売開始された。

 アナウンス時点ではRyzen 7 9700X、Ryzen 7 9800X3D、Ryzen 9 9950X3Dという3つのSKUが選択可能だったが、このたびCESにおいて、AMDのリサ・スーCEOの基調講演で発表された新SKU「Ryzen 7 9850X3D」搭載モデルが追加発表された。

 Ryzen 7 9850X3Dは、8コア/16スレッドのZen 5 CPU(ブースト時最大5.6GHz)、104MBのキャッシュ(L2+L3)、120WのTDPというスペックで、Alienware Area-51ゲーミング デスクトップに搭載されて販売されることになる。

Ryzen 7 9850X3Dを搭載したAlienware Area-51ゲーミング デスクトップは2月発売

AMDが発表したRyzen 7 9850X3D(スライド提供: Dell)

 DellのAlienware Area-51ゲーミング デスクトップは、“Area-51”というブランド名を冠されていることからも分かるように、AlienwareブランドのデスクトップPCの中ではハイエンドに位置する製品となっている。

 従来、Alienware Area-51ゲーミング デスクトップのCPUはCore Ultraシリーズ2(200HX)だけで、昨年の末にひっそり発表されたAlienware Area-51ゲーミング デスクトップ(AAT2265)で、Ryzen 9000/9000X3DシリーズのCPUを搭載した製品が追加された。

 それ以外のスペックは基本的に従来のAlienware Area-51ゲーミング デスクトップと同じで、標準的なATXケース、電源、マザーボードなどが利用されており、将来的にそれらも含めて自作PC用として販売されているパーツに交換できる拡張性などの特徴も引き継いでいる。

基本的にすでに発表されているAlienware Area-51ゲーミング デスクトップと形状などは同様

 今回のCESで発表されたのは、1月5日(米国時間)の夕刻に行なわれたAMD リサ・スーCEOの基調講演で発表されたばかりの新SKU「Ryzen 7 9850X3D」を搭載したモデル。Ryzen 7 9850X3Dは、Ryzen 9 9900X3DとRyzen 7 9800X3Dの中間モデルとして設定された新SKUで、Ryzen 7 9800X3Dと同じ8コア/16スレッドのZen 5コア、3D方向に積層されている3D V-Cacheによる104MBのキャッシュ(L2+L3)は同等ながら、ブースト時の最高クロックがRyzen 7 9800X3Dの5.2GHzから5.6GHzに引き上げられていることが特徴になる(TDPは同じ120W)。

 Dellによれば、Ryzen 7 9850X3Dを搭載したAlienware Area-51ゲーミング デスクトップは2月から提供開始予定で、価格は現時点では未定。発売が近づいた頃に発表される予定とのことだ。

【表】Alienware Area-51ゲーミング デスクトップのスペック(Dellの資料などから筆者作成)
Alienware Area-51ゲーミング デスクトップ(AAT2265)
SoCRyzen 9 9950X3D/Ryzen 7 9850X3D/Ryzen 7 9800X3D/Ryzen 7 9700X
dGPUGeforce RTX 5090 32GB/5080 16GB/5070 Ti 16GB/5070 12GB
メモリ最大64GB(XMP、DDR5-6400)
ストレージ最大12TB(4TB 3基)
Wi-Fi/BluetoothWi-Fi 7/Bluetooth 5.4
電源容量850W(Gold)/1,500W(Platinum)
インターフェイスUSB 3.0 Gen 1、USB 2.0 5基、USB 3.2 Gen 2 2基、USB4 2基、2.5Gigabit Ethernet、音声入出力
本体サイズ231.6×610.5×569mm
重量34.5kg
OSWindows 11