イベントレポート

パーツを組み合わせて自分専用のコントローラが作れる「MasterHUB」

MasterHUB

 台湾にて開催されているCOMPUTEX TAIPEI 2024のCooler Masterブースにて、モジュールを組み合わせて自分好みのコントローラが作れる「MasterHUB」が展示されている。

 MasterHUBは、ボタンやダイヤルなどを備え、ライブ配信やクリエイティブ作業で便利に使えるコントローラ。最大の特徴は、ベースプレートの上にモジュールを装着していく設計になっている点で、ユーザーが使いたいインターフェイスを自由に配置して、自分専用のコントローラを作れる。

縦向きでも横向きでも使える
交換したいモジュールを外して
別のモジュールを装着するだけで完了。ホットスワップ対応なので、PCとの再接続なども必要ない
自分が欲しい機能にあわせて自由にカスタマイズできる

 ベースプレートとモジュールの着脱はマグネット式で、通信はポゴピンで行なわれる。PCにはベースプレートを接続しておけばよく、モジュールはホットスワップに対応している。また、ベースプレートにはDisplayPort Alt Mode対応のUSB Type-Cポートも用意されていて、外部モニターとして使えるモジュールなども検討しているという。機能割り当てなどは専用ユーティリティを通じて設定できる。

ベースプレート(上)とモジュール(下)はポゴピンで接続する
専用ユーティリティで各種設定ができる。現状でOBS Studioの操作も可能となっていた

 モジュールは、ディスプレイ付きボタン、ダイヤル、ディスプレイ付きダイヤル、大型ホイール、フェーダー、ディスプレイなどが用意されていた。発売時期はモジュールにもよるが、9月頃から順次行なう予定だという。

 なお、現時点のベースプレートは3、4個程度のモジュールが載せられるサイズだが、より大型のベースプレートを使ってコントローラ以外のものも1カ所に集約するといった構想もあるそうだ。

ゲームコントローラとしても使えるそうだ(遊びやすいかどうかは分からないが……)