イベントレポート

Acer、第12世代Core+RTX 3080 Ti搭載で19.9mm薄のゲーミングノート

Predator Triton 500 SE

 Acerは4日(米国時間)、ゲーミングノートラインナップを刷新し、最新の第12世代CoreやRyzen 6000シリーズを搭載する「Predator」および「Nitro 5」シリーズを発表した。

Predator Triton 500 SE

 「Predator Triton 500 SE」は、最大で第12世代Core i9およびGeForce RTX 3080 Ti(16GB)、そして32GBの5,200MHz駆動LPDDR5メモリを搭載しながら、厚さわずか19.9mmを実現したモデル。米国では3月に発売し、価格は2,299.99ドルより。

 高性能ハードウェアを支えるためにトリプルファンシステムを採用。このうち2基は89枚のフィンを備えた第5世代AeroBlade 3Dファンとなっており、Vortex Flow技術により重要な部品に十分なエアフローを提供。また、液体金属のサーマルグリス、4つのヒートパイプなどを備える。

 液晶ディスプレイは2,560×1,600ドット表示対応で、なおかつ3msの高速応答を実現し、240Hz駆動に対応するという16型モデル。加えて、G-SYNCおよび500cd/平方mの輝度、DCI-P3色域100%などをサポートする。

 ストレージは最大2TBのSSD。インターフェイスはThunderbolt 4×2、HDMI 2.1、2.5Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6E、USB 3.1などを搭載する。OSはWindows 11。

Predator Helios 300

Predator Helios 300

Predator Helios 300

 「Predator Helios 300」は最高で第12世代Core i7、GeForce RTX 3080または3070 Tiを搭載する。15.6型および17.3型の2ラインナップで、発売はそれぞれ5月と3月、価格はそれぞれ1,649.99ドル、1,749.99ドルから。

 メモリは最大32GBのDDR5-4800、ストレージはPCIe 4.0 SSDで、RAID 0により最大2TBを構築できる。15.6型モデルは2,560×1,440ドット(QHD)/165Hz表示対応のIPS、17.3型は同じくQHD/165Hz対応または1,920×1,080ドット(フルHD)/165Hz表示対応。

 こちらはデュアルファンとなり、うち1基が第5世代AeroBlade 3Dファンとなっている。キーボードはミニRGB LEDバックライトを備えており、キーごとに発色を変更できる。このほか、Thunderbolt、USB 3.1、HDMI 2.1、Wi-Fi 6E、Windows 11の搭載が謳われている。

Nitro 5

Nitro 5

 「Nitro 5」は、最高で第12世代Core i7+GeForce RTX 3070 Ti、またはRyzen 6000+GeForce RTX 3070 Tiを選択できる。メモリはIntelがDDR4-3200、AMDがDDR5-4800となっている。

 液晶はIntel版がQHD/165Hz、AMD版がQHD/165HzまたはフルHD/144Hz。デュアルファンによる冷却システムを備え、4つの排気口を搭載。また、内蔵ソフトによりオーバークロックや、4つのゾーンに分かれたキーボードバックライトのRGB LEDの発色をカスタマイズできる。

 インターフェイスはUSB 3.0、USB 3.1、HDMI 2.1などを搭載し、Intel版はThunderbolt 4、AMD版はUSB4を搭載。

 Intel版、AMD版ともに15.6型に加え、17.3型も用意する。米国で発売時期および価格は、Intel/15.6型が3月で1,049.99ドルから、Intel/17.3型が2月で1,099.99ドルから、AMD/15.6型が4月で1,099.99ドルから、AMD/17.3型が5月で1,149.99ドルから。