イベントレポート
MSI、GeForce RTX 3070 Ti/3080 Ti搭載ハイエンドビデオカードなど発表
2021年6月1日 18:34
MSIは、COMPUTEX TAIPEI Virtual 2021にあわせ、新製品発表イベント「TECH MEETS AESTHETIC」をオンラインで開催し、各種製品を発表した。
ビデオカード製品として、ハイエンドに相当するSUPRIMシリーズからGeForce RTX 3070 TiおよびRTX 3080 Ti搭載モデルを発表。隣り合うファンブレードの外周部分がつながったトルクスファン4.0や、エアフローを調整するヒートシンク形状などにより、冷却性能を高めている。同社の35周年を記念した「SUPRIM 35th Anniversary Limited Edition」も発表。カード全体に特別なデザインを施した。
縦横比16:10のディスプレイを備えたCreator Z16をはじめとする、ゲーミング/クリエイター向けノートPC製品について紹介。ともに5月に発表した製品で、CPUに第11世代Core、GPUにGeForce RTX 30シリーズを搭載し、高い処理性能を発揮するとしている。
ディスプレイでは、ダイヤル状のインターフェイス「HMI」などを備えた曲率2300Rのゲーミング液晶「OPTIX MEG381CQR PLUS」ほか、2021年投入予定のハイエンドゲーミングディスプレイ製品について紹介。ファームウェアアップデートや、HDMI 2.1による4K/144Hz表示などもサポートする。KVM機能やDelta E 2未満の色精度を特徴とするクリエイター向け「Summit MS321UP」も用意している。
デスクトップPCでは、ゲーミング向けの「MAG INIFINITE S3」や「MAG GAMING MAVERIK」に加え、クリエイター向け「Creator P50」を紹介。静音性に優れたケース「MAG QUIETUDE 100S」や、Wi-Fi 6E対応マザーボードの「MAG X570S TOMAHAWK MAX WIFI」や青色のデザインが特徴の「MAG X570S TORPEDO MAX」なども展開する予定。
そのほか、1msの低遅延/74gの軽量無線ゲーミングマウス「CLUTCH GM41」や、アクティブノイズキャンセリングや遅延を抑えるゲーミングモード搭載のワイヤレスイヤフォン「GH62」なども発表している。