イベントレポート

バッファロー、10Gbps×2+2.5Gbps×4のスイッチングHub参考展示

LXW-10G2/2G4

 JEITA、CIAJ、CSAJが主催するIT技術展「CEATEC」が、10月15日から18日のあいだ、千葉・幕張メッセで開かれている。会場において株式会社バッファローは、最新のWi-Fi 6対応無線LANルーターや、10Gigabit Ethernet(以下GbE)や2.5GbE対応製品を展示している。

 なかでも注目は、年内発売予定とされている10GbE/2.5GbE両対応のスイッチングHub「LXW-10G2/2G4」の参考展示だ。

 同社は11月上旬に、5ポートの2.5GbEを備えたスイッチングHub「LXW-2G5」を約24,000円で投入することを決定しているが、先立って10月中旬に発売されるWi-Fi 6対応ルーター「WXR-5950AX12」では有線LANに10GbEポートを備えており、LXW-2G5との組み合わせでは最大の性能を発揮できない。

 LXW-10G2/2G4では、2基の10GbEポートと4基の2.5ポートを備えており、10GbEポートを使ってWXR-5950AX12と接続すればその性能をフルに発揮できるわけだ。複数台で通信するさいでも、LXW-2G5より快適になると思われる。

 説明員によればLXW-10G2/2G4は年内の投入を目指すとしており、10GbEのインターネット環境が整っているユーザーには要注目だと言えるだろう。

11月中旬発売予定のLXW-2G5より一回り大きい筐体
Wi-Fi 6対応ルーター「WXR-5950AX12」
WXR-5950AX12の右側面には10GbEポートが1つあり、LXW-10G2/2G4と接続すれば10GbEの真価が発揮できる
ちなみにWi-Fi 6ルーターとしても実測で最大3.91Gbpsを実現(無線アンテナで直結)
2.5GbE対応のUSBアダプタ「LUA-U3-A2G」