イベントレポート

【TGS 2019】MSIが年内発売のRTX 2060搭載ゲーミングノートの基板を初公開

 MSIは、本日(9月12日)から15日まで開催される東京ゲームショウ2019に出展し、ゲーミングPCやビデオカードを展示している(3-N04)。

薄型ゲーミングノートGF63 Thinの後継を参考展示

GF65 Thinの基板。GF63 Thinからファンが1基追加された

 MSIのブースでは薄型の15.6型ゲーミングノートPC「GF63 Thin」の後継モデルとされる「GF65 Thin」の試作品が展示されていた。今回の東京ゲームショウ2019が初のお披露目という。

 GF63 ThinはGPUにGeForce GTX 1650 Max-Qを採用する製品だが、その後継となるGF65 Thinでは冷却性能を向上させることで、Max-Q版ではないGeForce RTX 2060を搭載可能にした。

 外見的には両者に大きな違いはないが、内部の構成がまったく変わっており、従来1基しかなかった冷却ファンが2基に増加。筐体の大きさを抑えつつ冷却性能と静音性が上がっているという。会場にはモックアップしか展示されていなかったが、搭載CPUはCore i7-9750H、メモリ16GB、M.2 NVMe SSD 256GB×2、15.6型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶ディスプレイを搭載する。

 説明員によれば年内の発売を目指しているとのことだった。

GF63 Thin。GF65 Thinもほぼ同様の筐体を採用する予定という
GF65 Thinに追加されたファン
こちらは従来どおり搭載されていたファン

 MSIブースではこのほか、同社最新PCやパーツが多数展示されている。


 東京ゲームショウ2019は、9月12日~13日までをおもにメディア向けのビジネスデイに、14日~15日を一般公開日として開催。開場時間は10時~17時までとなり、場所は幕張メッセ国際展示場(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)。