イベントレポート
MSI、AMD X570搭載のゲーミング/クリエイター向けマザーボードを展示
2019年5月29日 00:00
MSIは、AMD X570チップセット搭載マザーボードを6製品発表し、COMPUTEX 2019会場ブースで展示した。本稿では、それらX570搭載マザーボードを写真で紹介する。
MEG X570 GODLIKE
MEG X570 GODLIKEは、14+4+1の合計19フェーズのIRデジタル電源を搭載する、AMD X570マザーボードのフラッグシップモデルとなる。
電源回路とチップセットのヒートシンクはヒートパイプで接続され、チップセットのヒートシンク部には空冷ファンも搭載。この冷却機構は「Frozr Heatsink Design」と呼ばれ、ビデオカードなどで培った冷却システムの技術を応用しているという。
フォームファクタはATX。メモリスロットは4本で、DDR4-4600に対応。拡張スロットはPCI Express x16を4本用意し、全てPCIe Gen4対応。3スロット用意されるM.2スロットもすべててPCIe Gen4 x4に対応し、ヒートシンク「M.2 Shield FROZR」が用意される。
ネットワークは2.5G LANのKiller E3000とGigabit LANのKiller Ethernet E2600、Wi-Fi 6対応のKiller Wi-FI 6 AX1660をオンボード搭載し、別途10Gigabit LAN拡張カードが付属。Killer Wi-Fi 6は、無線LAN中継機能「Killer xTend」もサポートする。イルミネーション機能はMystic Light Infinityを搭載。このほか、PCIe Gen4対応のM.2 SSD RAID拡張カード「M.2 XPANDER-Z Gen4」も付属する。
MEG X570 ACE
MEG X570 ACEは、MEG X570 GODLIKE同様にハイエンド向けのAMD X570マザーボードだ。12+2+1の合計15フェーズのIRデジタル電源を搭載し、MEG X570 GODLIKE同様に電源回路やチップセットには「Frozr Heatsink Design」の冷却システムを採用。
フォームファクタはATX、メモリスロットは4本でDDR4-4533に対応。拡張スロットはPCI Express Gen4 x16を3本用意。M.2スロットは3スロットあり、全てPCIe Gen4 x4対応かつヒートシンク「M.2 Shield FROZR」が用意される。
ネットワークは、2.5G LANのRealtek 8125-CGとGigabit LANのIntel I211AT、Wi-Fi 6対応のIntel Wi-Fi 6 AX200をそれぞれ搭載する。イルミネーション機能はMystic Light Infinityを搭載。
MPG X570 GAMING PRO CARBON WIFI
MPG X570 GAMING PRO CARBON WIFIは、AMD X570搭載のミドルレンジマザーボードだ。ミドルレンジとはいえ、10+2+1の合計13フェーズのIRデジタル電源を採用と、贅沢な仕様となっている。
フォームファクタはATX、メモリスロットは4本でDDR4-4400に対応。拡張スロットはPCI Express Gen4 x16が2本とPCI Express Gen 4 x1が2本。M.2は2スロットで、すべてPCIe Gen4 x4対応かつヒートシンク「M.2 Shield FROZR」が用意される。
ネットワークは、Gigabit LANのIntel I211AT、Wi-Fi 6対応のIntel Wi-Fi 6 AX200を搭載。チップセットにはFrozr Heatsink Design冷却システムを採用する。イルミネーション機能のMystic Lightも搭載する。
MPG X570 GAMING EDGE WIFI
MPG X570 GAMING EDGE WIFIも、AMD X570搭載のミドルレンジマザーボード。8+2+1の全11フェーズIRデジタル電源を搭載。フォームファクタはATX、メモリスロットは4本でDDR4-4400に対応。拡張スロットはPCI Express Gen4 x16が2本とPCI Express Gen 4 x1が3本。M.2は2スロットあり、1スロットのみPCIe Gen4 x4対応かつヒートシンク「M.2 Shield FROZR」付きとなる。
ネットワークはGigabit LANのRealtek 8111HとWi-Fi 5(IEEE 802.11ac)対応のIntel Wireless-AC 3168を搭載。チップセットにはFrozr Heatsink Design冷却システムを採用している。こちらもイルミネーション機能のMystic Lightを搭載する。
MPG X570 GAMING PLUS
MPG X570 GAMING PLUSも、AMD X570搭載のミドルレンジマザーボードだ。
8+2+1の全11フェーズIRデジタル電源を搭載。フォームファクタはATX、メモリスロットは4本でDDR4-4400に対応。拡張スロットはPCI Express Gen4 x16が2本とPCI Express Gen 4 x1が3本。M.2は2スロットあり、1スロットのみPCIe Gen4 x4対応かつヒートシンク「M.2 Shield FROZR」付きとなる。
ネットワークはGigabit LANのRealtek 8111Hのみ搭載。チップセットにはFrozr Heatsink Design冷却システムを採用。また、イルミネーション機能は搭載しない。
PRESTIGE X570 CREATION
PRESTIGE X570 CREATIONは、クリエイター向けのAMD X570搭載マザーボードだ。ゲーミングのカテゴリーではないが、14+2+1の計17フェーズのIRデジタル電源を採用するなど仕様は充実。
フォームファクタはExtended ATX。メモリスロットは4本で、DDR4-4533をサポート。拡張スロットはPCI Express Gen4 x16が3本とPCI Express Gen 4 x1が3本。M.2は2スロットで、すべてPCIe Gen4 x4対応かつヒートシンク「M.2 Shield FROZR」が用意される。
ネットワークは、10Gigabit LAN対応のAquantia AQtion AQC10とGigabit LANのIntel I211AT、Wi-Fi 6対応のIntel Wi-Fi 6 AX200を搭載。チップセットにはFrozr Heatsink Design冷却システムを採用し、イルミネーション機能のMystic Lightも搭載する。
