イベントレポート

ASUS、世界初の直下型mini-LEDバックライト搭載液晶「ProArt PA32UCX」

世界初の直下型mini-LEDバックライト搭載液晶ディスプレイ「ProArt PA32UCX」

 ASUSは、CES 2019開催をひかえる1月6日(現地時間)にメディア向けイベントを開催し、クリエイター向けディスプレイ「ProArt」シリーズの新モデル「PA32UCX」を発表した。

 この製品は、COMPUTEX TAIPEI 2018の会場ブースで展示したプロトタイプディスプレイ「PA32UX」の製品版となる。

 世界初となる直下型mini-LEDバックライトを採用するとともに、1,000エリアのローカルディミングをサポートする点が最大の特徴。この直下型mini-LEDバックライトを採用することで、ピーク1,200cd/平方mに達する圧倒的な輝度と優れたコントラスト比を実現。HDR 10やHLGなど複数のHDRフォーマットもサポートする。

 ディスプレイサイズは32型で、表示解像度は3,840×2,160ドット。DCI-P3やAdobe RGBなど広色域表示にも対応(カバー率は不明)するとともに、10bitカラーもサポート。

 映像入力端子は、Thunderbolt 3、DisplayPort、HDMI×3を用意する。展示機を確認すると、USB 3.0×3のHub機能やヘッドフォン出力端子も備えている。

 スタンドは、高さ調節、チルト角度調節、スイベル、ピボットの各機能を備える。

 現時点では、詳しいスペックなどは公表されていないため、判明次第追って更新する。なお、発売時期や価格は未定だ。

左側面。一般的な液晶ディスプレイに比べてやや本体部が厚い印象
スタンド部
操作ボタンは右側面付近の背面に用意
スタンドは、高さ調節、チルト角度調節、スイベル、ピボットの各機能を備える
映像入力は、Thunderbolt 3、DisplayPort、HDMI×3を用意。USB 3.0×3 Hub機能やヘッドフォン出力端子も備える