イベントレポート

Lenovo、Google Assistant内蔵のスマートディスプレイ「Lenovo Smart Display」

「Lenovo Smart Display」10型

 Lenovoは、CES 2018開幕に合わせて、Google Assistant内蔵のスマートディスプレイ「Lenovo Smart Display」を発表した。

 Lenovo Smart Displayは、8型または10.1型のタッチディスプレイと10W高音質フルレンジスピーカーを搭載。本体は非常にシンプルで、10.1型モデルでは背面に竹を模したデザインを採用する点が特徴。8型モデルの背面はグレー。本体背面にはせり出したスタンドがあり、横置きと縦置きに対応する。

 Google Assistant機能を搭載しており、タッチ操作だけでなく、声による操作で天気の確認やYouTubeビデオの再生、Google Mapsを利用した店舗検索などが行なえるという。前面に5MPのカメラを搭載し、Google Duoを利用したビデオ通話も可能だ。合わせて、スマートホームデバイスを制御するハブ機能も備えている。Nestなどに準拠するスマートホーム機器と互換性があり、スマート照明デバイスなどの制御も行なえるという。

10型の背面
側面

 搭載するSoCはSnapdragon 624で、メモリは2GB、内臓ストレージは4GBのeMMC。ディスプレイは、1,980×1,200ドット表示対応の10.1型IPS液晶または、1,280×800ドット表示対応の8型IPS液晶。10Wフルレンジスピーカーはディスプレイ横に搭載。無線機能は、IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠無線LANとBluetooth 4.2+BLEを搭載。カメラは、5MPの前面カメラを搭載する。

 本体サイズは、10.1型モデルが311.37×173.87×12.5~136.02mm(幅×奥行き×高さ)、8型モデルが263.21×142.21×12.5~111.36mm(同)。重量は10.1型モデルが1.2kg、8型モデルが1kg。

 北米での発売時期は、2017年の夏の早い時期を予定しており、価格は10.1型モデルが249.99ドル、8型モデルが199.99ドル。日本での発売時期は未定。

8型
8型の側面