イベントレポート

CyberMedia、全世界から6チームを集め24時間MOD PC製作コンテストを実施

台北南港展覧館4階のコンコースに用意されたCyberMods 24hrs特設コーナー

 CyberMediaは、COMPUTEX TAIPEI 2017主催のTAITRAと共同で、「CyberMods 24hrs COMPUTEX 2017」と題し、24時間MOD PC製作コンテストを実施した。

 このイベントは、COMPUTEX TAIPEI 2017期間中の24時間(耐久イベントではなく、トータル24時間)でMOD PCを製作し、その完成度を競うというもの。オーストラリア、中国、フィリピン、タイ、イギリス、アメリカと6カ国のトップModderが終結し対決した。

 ルールは単純で、大会スポンサーのZADAK511、Thermaltake、AOC、Colorful、Sharkoonが提供するマザーボードやビデオカード、メモリモジュール、ケース、水冷ユニット、電源などのPCパーツや装飾用パーツのみを利用し、5月30日から6月2日までの4日間、トータル24時間の制限時間以内に製作するというもの。各チームは2人構成で、それぞれに同じ作成ブースが提供され、全チームがまったく同じ条件でMOD PCを製作できるように配慮した。

 イベントブースは、台北南港展覧館4階のコンコースに用意され、誰でも自由にModder達がMOD PCを製作している様子を見物できるようになっていた。また、連日MOD PC製作に役立つツールや製作方法などを解説するワークショップも開催され、MOD PC製作のノウハウを学べるようになっていた。

 そして、実際に24時間で製作されたMOD PCが、以下のようなものだ。いずれも、わずか24時間で製作されたとは思えないほどの出来映えで、さすがトップModderといった印象だ。優勝したのはタイのチームで、賞金3,000ドルを手にした。

世界6カ国からトップModderが集められ、MOD PC製作コンテストを開催
開催の挨拶を行なう、CyberMedia社長のFanny Chang氏
各チームに同じ製作環境が提供され、トータル24時間でMOD PCを製作
もちろん、利用するPCパーツや装飾用パーツも全く同じものが用意された
通常とは異なる環境に戸惑いながらも、各チームとも熱心に作業に取り組んでいた
細かくパーツをカットしたり、接着したりと、大忙し
1チーム2人構成のため、作業を分担しながら製作が行われた
時間を追うごとに、各チームとも特徴的なMOD PCが完成していった
実際に製作されたMOD PC
優勝はタイチームで、Fanny Chnag氏から賞金3,000ドルの目録が手渡された
優勝したタイチームのMOD PC。まるでウェポンのような見た目が好評を得た
2位のフィリピンチームのMOD PC。黒をベースとしたオレンジのアクセントが良い塩梅だ
3位のイギリスチームのMOD PC。シルバーを基調としたサイバーチックなデザインである