イベントレポート
Lenovo、表面がタッチパッドにもなる超小型キーボード
2017年1月6日 02:49
LenovoのCES展示場では、ひっそりとコンパクトキーボード「500 Multimedia Keyboard」が展示されていた。
ホームエンタテイメント向けに作られたものだが、ゲーム用途も想定されている。個々のキーの打鍵による文字やコマンド入力はもちろん、キーボード表面がすべすべしており、その表面自体がタッチパッドとして機能する。1本指、2本指、3本指をサポートし、タップ、ダブルタップ操作、2本指スクロール、3本指での仮想デスクトップ切り替え、タスク切り替えなど、Windowsの操作が全てこのキーボードで完結する。なお、配列は英語だ。
ただし、無線方式は2.4GHzで、PCからはUSB接続のHIDに見える。Bluetoothにしないのは、eスポーツの会場などでの混信や遅延などを極力回避するためだとのこと。
価格は54.99ドル。日本での発売等は未定となっているが、YOGA BOOK用のリアルキーボードとして、あるいはタブレットやスマートフォン用に提供すれば、モバイルユーザーに密かな人気を呼びそうだ。