UEI、手書き特化端末「enchantMOON」の性能向上アップデート

　株式会社ユビキタスエンターテインメント(UEI)は、手書き特化端末「enchantMOON」の大幅アップデートを4月9日正午頃より配布する。

　ソフトウェアアーキテクチャを根本から再構築したことで大幅な性能向上を実現したというアップデート。既存ユーザーは無償でアップデートできる。

　具体的には、手書きの遅延低下(最高112ms→80ms)、カメラの高画質化、Webブラウザの高速化、動画再生への対応、ページ閲覧速度の向上、ハイパーリンクの高速化、カメラ起動時の領域形状の自動補正、開発環境「MOONBlock」の速度向上が挙げられる。

　合わせて、enchantMOON専用クラウドサービス「Project Skylab」を展開。enchantMOONで作成したコンテンツをSkylabにアップロードすると、HTML5のエミュレータ「Project Gemini」により、PCやiPhone/Androidで再生できる。

　また、アップデート済み版の端末を「enchantMOON S-II」として、26日にUEI直販 ニコニコ超会議で先行発売、28日にUEI直販 Amazonで通常販売する。価格は16GBモデルが49,800円(税込み)、32GBモデルが59,800円(同)と、発売当初より1万円高くなっている。