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東進・林先生がビックロ店頭で「最新パソコン、買うなら今でしょ!」

~WDLCとマイクロソフトの買い替えキャンペーンが開始に

11月6日 開始

 ウィンドウズデジタルライフスタイルコンソーシアム(WDLC)は、2014年4月9日にサポート終了を迎えるWindows XPからの乗り換えを訴求する「最新パソコン、買うなら今でしょ!」キャンペーンを6日から、4月9日まで5カ月間にわたり実施する。

 名称からも分かる通り、このキャンペーンにはメインキャラクターとして「今でしょ!」でおなじみの東進ハイスクールの林修先生を特別家電量販店員として迎える。

 6日には報道向けの説明会が開かれ、WDLCの会長を務める日本マイクロソフト株式会社執行役常務の香山春明氏が、キャンペーン開催の背景を説明。「Windows XPがサポート終了を迎えるが、コンシューマ市場には2013年下期で約600万台のXP PCがあり、これらから安心して最新環境に移行してもらうことが急務。XPから買い替えるユーザー層は、5~7年ぶりに購入し、どういうPCを買ったらいいのか、いつが買い時なのかなどが分からない。そこで林先生の分かりやすい説明で、新旧PCの違いや、今が買い替え時であるというメッセージ伝えていきたい」と述べた。

 また、NEC、ソニー、東芝、富士通の代表者らも登壇し、WDLCの傘下企業が一丸となって、XPからのスムーズな移行を後押ししていきたいと意気込みを語った。また、ゲストとして招かれた経済産業省商務情報政策局情報セキュリティ政策室室長の上村昌博氏は、「PCや情報家電などITが浸透するのに従い、リスクも増大している。脆弱性を抱えたまま使い続けると、踏み台にされ他人に損害を与えることもある。最新ソフトへのアップデートを忘れないで欲しい」と、旧PCを使い続けることに対し警鐘を鳴らした。

日本マイクロソフトの香山春明氏
企画のポイント
右から富士通執行役員ユビキタスビジネス戦略本部長齋藤邦彰氏、東芝デジタルプロダクツ&サービス社国内営業統括部統括部長長嶋忠浩氏、ソニーコンスーマーセールス代表取締役執行役員社長辻和利氏、NECパーソナルコンピュータ相談役高塚栄氏
経済産業省の上村昌博氏

 最新PCの利点や、新しい用途などはキャンペーンサイトを通じて発信していくが、店頭への送客も重要な目的であり、日本マイクロソフト単独でも、Windows 8/8.1搭載PC/タブレットを対象家電量販店で購入したユーザーに、所有しているXP機に5,000円相当の買い替え特典を提供する「Windows XPから買い替えるなら今でしょ!」キャンペーン、および店頭で最新Officeを体験すると抽選で8人に好きな家電100万円分を買える権利が当たる「Office 2003から乗り換えよう! Office冬の2大キャンペーン」も併催する。各量販店もそれぞれプレゼントやXP PC下取り増額などを行なう。

 日本マイクロソフト業務執行役員Windows本部本部長の藤本恭史氏によると、2012年下半期に27%(1,127万台)だった国内コンシューマ市場でのXPの比率は、2013年上半期に21%(881万台)に減り、下半期には14%(597万台)になる見込みだが、同社では企業/個人とも4月までに10%を切ることを目標としているという。

日本マイクロソフトの藤本恭史氏
国内のXP機は順調に減ってきているが、日本マイクロソフトでは2014年4月に10%以下を目指し活動を強化する
XPはさまざまな点において古いので、例えサポート期間内であっても、マルウェアに感染する可能性がWindows 8より10倍以上高い

 キャンペーンキャラクターの林氏も登壇し、WDLC関係者と記念撮影を終えた後、新宿ビックロビックカメラ新宿東口店の店頭に移動。まず、香山氏とビックロ店長の松浦竜生氏と、「最新パソコン、買うなら今でしょ!」のポーズを通行人らの前で決めた後、地下2階のPC売り場にて、林氏が販売員となって10分程度模擬接客を行なった。

 ちなみに、林氏はすでにXPからの移行は済ませているそうだ。

ビックロ正面入り口横にて、左から香山氏、林氏、松浦氏
地下2階のPC売り場で林氏と松浦氏が握手
その後“林販売員”による模擬接客も行なわれた
キャンペーン期間中、PC売り場は林先生が占拠する
壁や天井にもポスター
冊子
Officeキャンペーンの冊子
一部売り場のスタッフはこのはっぴを着て接客する
Surface 2

(若杉 紀彦)