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オンキヨー、直販9,480円からのAndroidタブレット6機種
~7型から10.1型、2,048×1,536ドット9.7型など
(2013/2/26 15:11)
オンキヨーデジタルソリューションズ株式会社は、Androidタブレット「SlatePad」6機種を3月8日より順次発売する。価格はオープンプライス。
ラインナップは7型2機種、8型1機種、9.7型2機種、10.1型1機種。Google Playストアは非対応でマーケットはTapnowを利用し、低価格に設定されている。日本語入力はSimeji。保証期間で価格が異なり、90日保証タイプ(型番末尾「S」)は1年保証タイプよりも1,000円安い。
なお、同社は水平方向スイッチングの液晶パネルに関して、「IPS」がジャパンディスプレイ(旧・日立ディスプレイズ)の登録商標であるため、同じ方式のパネルを採用している場合は「IPS相当」と表現している。
7型エントリーモデル
7型エントリーモデル「TA07C-A41X1」の直販価格は9,480円から。価格のほか、薄さや軽量さも特徴。Allwinner A13(シングルコアCortex-A8、Mali-400 MP2) 1.20GHz、メモリ512MB、ストレージ4GB、800×480ドット対応7型液晶、Android 4.0を搭載。
インターフェイスはUSB 2.0(MicroB)、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、30万画素カメラ、microSDHCカードスロット、音声出力などを装備。バッテリ駆動時間は約4時間。本体サイズは190×110×8.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約260g。
7型上位モデル
7型の上位モデル「TA07C-C41R1」の直販価格は13,800円から。Rockchip RK3066(デュアルコアCortex-A9、クアッドコアMali-400 MP4) 1.60GHz、メモリ1GB、ストレージ8GB、1,024×600ドット対応7型液晶(IPS相当)、Android 4.1を搭載。
インターフェイスはUSB 2.0(MiniB)、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth、前面30万画素/背面200万画素カメラ、microSDHCカードスロット、Mini HDMI、音声出力などを装備。バッテリ駆動時間は約9時間。本体サイズは195×122×11.8mm(同)、重量は約355g。
8型モデル
8型「TA08C-A41R1」の直販価格は15,800円から。アスペクト比4:3の画面で、電子書籍用途などをターゲットとする。Rockchip RK3066 1.60GHz、メモリ1GB、ストレージ8GB、1,024×768ドット(XGA)対応8型液晶、Android 4.1を搭載。
インターフェイスはUSB 2.0(MicroB)、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、前面30万画素/背面200万画素カメラ、microSDHCカードスロット、音声出力などを装備。バッテリ駆動時間は約6時間。本体サイズは157×204×9.2mm(同)、重量は約450g。
9.7型XGAモデル
9.7型XGAモデル「TA09C-A41R3」の直販価格は24,800円から。Rockchip RK3066 1.60GHz、メモリ1GB、ストレージ16GB、XGA対応9.7型液晶(IPS相当)、Android 4.1を搭載。
インターフェイスはUSB 2.0(MicroB)×2(PC用/デバイス用)、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth、前面30万画素/背面200万画素カメラ、microSDHCカードスロット、Mini HDMI、音声出力などを装備。バッテリ駆動時間は約7.5時間。本体サイズは243×187×10.4mm(同)、重量は約680g。
9.7型QXGAモデル
9.7型の上位モデル「TA09C-B41R3」の直販価格は27,800円から。解像度2,048×1,536ドット(QXGA)のIPS相当パネル液晶が大きな特徴で、デジタル一眼レフカメラユーザーのフォトビューアーなどの用途を見込む。そのほか、Rockchip RK3066 1.60GHz、メモリ1GB、ストレージ16GB、Android 4.1を搭載。
インターフェイスはUSB 2.0(MicroB)、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth、前面200万画素/背面200万画素カメラ、microSDHCカードスロット、音声出力などを装備。バッテリ駆動時間は約9.5時間。本体サイズは240×187×9.9mm(同)、重量は約660g。
10.1型モデル
10.1型モデル「TA2C-A41R3」の直販価格は24,800円から。Rockchip RK3066 1.60GHz、メモリ1GB、ストレージ16GB、1,280×800ドット対応10.1型液晶(VA方式)、Android 4.1を搭載。
インターフェイスはUSB 2.0(MiniB)、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth、前面30万画素/背面200万画素カメラ、microSDHCカードスロット、Mini HDMI、音声出力などを装備。バッテリ駆動時間は約11.5時間。本体サイズは256×175×10.5mm(同)、重量は約610g。
10型以下のスレートはAndroidで展開
同社は2月26日、今回のAndroidタブレット新製品の発表会を開催。菅正雄社長は「スレート市場は、2015年度には1,000万台規模になると予測している。飲食店などコンピュータが使われていなかった分野にも拡がっている」とし、Windowsスレートを3年やってきて、新たな市場を実感したという。「実際に導入されているAndroidは、デジタルサイネージや商品説明など、思いもしなかった使われ方をしている。これまではWindowsベースで展開してきたが、コストを抑えた端末を6製品一挙に投入する」とした。
同社の戦略として、ハンドヘルドタイプの小型のものからデジタルサイネージ向けの大型ものまで、画面サイズに関係なくスレートに位置付ける。10型までのモバイル系をAndroid、11.6型からのノートPCサイズや大型ディスプレイはWindows 8ベースで展開していくという。菅社長は「低価格のラインナップを揃え、拡大するAndroidタブレット市場でシェアを獲得したい」と意気込みを語った。