GeChic、HDCP対応のノートPCと一体化可能な液晶ディスプレイ

On-Lap 1302

4月13日 発売
価格:オープンプライス



 テックウィンド株式会社は、台湾GeChic製のノートPC向け液晶ディスプレイ「On-Lap 1302」を4月13日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,800円前後の見込み。

 PCとはHDMIまたはミニD-Sub15ピンで接続し、USBによるバスパワー駆動ができる液晶ディスプレイ。従来のOn-Lap 1301から新たにHDCPをサポートした。これによりBlu-ray Discなどの著作権保護コンテンツや地デジなどを視聴でき、一部スマートフォンやゲーム機などと接続できるようになった。

 ノートPCの天板部に付属のホルダーを取り付け、本製品を天板面に装備できる。ヒンジ構造となっており、天板に対して180度開いて展開すると、「デュアルモニタモード」として利用できる。また、ヒンジで回転せずに使えば向かい側に座る相手にも画面を見せられる「プレゼンテーションモード」、ホルダーから外して縦に立てて使うと「縦式モード」となる。

 別売りのオプションとしてMini DisplayPortケーブルと、スタンドブリックIIを用意。前者ではMacBookと接続でき、後者は本体をより高い位置に設置できるようになる。

 主な仕様は、パネルがTN、解像度が1,366×768ドット、最大表示色数が262,000色。中間色応答速度が16ms、輝度が200cd/平方m、コントラスト比が500:1、視野角が上下65度/左右90度。

 本体サイズは334×227×8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は654g(従来から211g軽量化)。HDMI+USBケーブル、ミニD-Sub15ピン+USBケーブル、スタンドブリックIなど。なお、HDMIは基本的にDVI信号のみ受け付けるため、PC以外のデジカメやスマートフォンの場合には利用できない可能性があるとしている(Xperia Arc/Sで非動作を確認済み)。

デュアルモニタモード縦式モード
オプションのMini DisplayPortケーブルオプションのスタンドブリックII

(2012年 4月 2日)

[Reported by 劉 尭]