株式会社東芝は、モバイルノートPCの春モデルを1月下旬より順次発売する。価格はオープンプライス。
●dynabook UXネットブック「dynabook UX」は9モデルを2月下旬に発売。新筐体となり、Atom N450(1.66GHz)のPine Trailを採用。通信機能を強化し、イー・モバイル通信モジュール内蔵の2モデル、WiMAX内蔵の7モデルを用意する。
イー・モバイル内蔵モデルは、本体色デニムブルー、スノーホワイトの2色が用意され、店頭予想価格は8万円前後の見込み。無線LANはIEEE 802.11b/g/nに対応。Office 2007の2年間ライセンス版がプリインストールされる。
WiMAX内蔵モデルは、大容量バッテリ搭載の1モデル、2年間ライセンスOfficeと通常バッテリ搭載の3色、通常バッテリ搭載3色の計7モデルで、店頭予想価格は順に、6万円台半ば、7万円前後、6万円前後の見込み。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/nに対応。本体色はスノーホワイト、コスミックブラック、サテンブラウンの3色。大容量バッテリモデルはスノーホワイト。
スノーホワイト | サテンブラウン |
デニムブルー | コスミックブラック |
通信機能以外の仕様はほぼ共通で、Atom N450、メモリ1GB、HDD 250GB、1,024×600ドット表示対応10.1型ワイド液晶、OSにWindows 7 Starterを搭載。インターフェイスはUSB 2.0×3、Ethernet、ミニD-Sub15ピン、SDカードスロット、30万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。
バッテリ駆動時間は通常バッテリが約3.7時間、大容量バッテリが約9.8時間。本体サイズは約260×192.3×24.2~30.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.18kg(通常バッテリ)、約1.36kg(大容量バッテリ)。
□製品情報
http://www3.toshiba.co.jp/pc/catalog/nb/100118ux/index_j.htm
dynabook SS RX2、同RX2L |
12.1型2スピンドルモバイルノート「dynabook SS RX2」は、3モデルを1月下旬に発売する。いずれもOffice 2007+PowerPoint 2007をプリインストールする。
下位2モデルは液晶に半透過型ではなく、通常のLEDバックライトTFT液晶を採用することでコストを抑え、従来よりも低価格に設定されたほか、名称も「RX2L」となった。一方で、重量は約1.20~1.21kgに増加した。
店頭予想価格は、高速タイプのSSD 128GBを搭載する「RX2L/T6L」が22万円前後、HDD 320GB搭載の「RX2L/T5L」が21万円前後の見込み。WiMAXを内蔵する。
半透過型の液晶を継承する上位モデル「RX2/T9L」は、26万円前後の見込み。重量は978g。WiMAXは搭載しない。
そのほかの仕様は従来モデルとほぼ同じ。
□製品情報
http://www3.toshiba.co.jp/pc/catalog/ss_c/100118rx/index_j.htm
dynabook MX 13.3型 |
ネットノート「dynabook MX」は、2月下旬発売。13.3型にOffice 2007搭載モデル「MX/44LWH」が追加され、店頭予想価格は13万円前後の見込み。Officeなしの「MX/43LWH」は11万円前後の見込み。ハードウェアは従来とほぼ同じ。
11.6型は、リュクスホワイト、プレシャスブラック、アイアンレッドの3色展開で、店頭予想価格はOffice搭載モデルが10万円前後、Officeなしモデルが8万円前後の見込み。ハードウェアは従来とほぼ同じ。
11.6型 リュクスホワイト | 11.6型 プレシャスブラック | 11.6型 アイアンレッド |
□製品情報
http://www3.toshiba.co.jp/pc/catalog/nb/100118mx/index_j.htm
(2010年 1月 18日)
[Reported by 山田 幸治]