東芝は13日発表の秋冬モデルで、dyanabook全機種にWindows 7を搭載した。
ここでは、モバイルとベーシックな機種を中心に紹介する。
軽量ながら光ドライブを搭載する |
12.1型液晶を搭載したモバイルノート。ビジネス市場もにらんだ製品だけに、Windows 7 Professional(32bit版)を搭載する。
ハードウェア面での仕様面では、メモリが標準で4GBになった程度で、超低電圧版Core 2 Duo SU9400(1.40GHz)や128GB SSD/250GB HDDなどは前モデルを継承している。
発売予定は11月下旬。予想価格は250GB HDDモデルが21万円台半ば。Office Personal 2007 with PowerPoint搭載モデルが24万円前後。128GB SSD搭載モデルは27万円台半ば、WiMAX搭載モデルは28万円前後。
●dynabook NX12.1型液晶の軽量プレミアムノート。こちらは個人使用を想定してWindows 7 Home Premium(32bit版)を搭載する。CPUは、超低電圧版Core 2 Duo SU9400。Office Personal 2007 with PowerPoint搭載と4GBメモリは全モデル標準装備。
カラーバリエーションは、グラマラスブラック、ノーブルホワイト、ロータスピンクの3色だが、SSDモデルではロータスピンクは選べない。
発売予定は10月22日。予想価格は250GB HDDモデルが19万円前後。128GB SSDモデルが20万円前後。
dynabook NX/グラマラスブラック | ロータスピンク | ノーブルホワイト |
●dynabook UX
ネットブックのdynabook UXは、Windows 7 Starter搭載となった。ハードウェア面ではHDDが160GBから250GBに大きくなった。
発売は10月22日。予想価格は6万円半ば。2年ライセンス版のOffice Personal 2007モデルは7万円台半ば。約10時間駆動できる大型バッテリモデルは7万円前後。WiMAXモデルも7万円前後。
カラーバリエーションは、スノーホワイト、コスミックブラック、サテンブラウンの3色。Office 2007モデルとWiMAXモデルはスノーホワイトのみ。
dynabook UX/スノーホワイト | コスミックブラック | サテンブラウン |
●dynabook EX
テンキー搭載のベーシックモデル |
15.6型液晶搭載のベーシックモデル。今回、筐体が変更され、テンキーが標準装備となった。dynabook TV/TXなどと同系統のデザインで、光沢感のある天板が特徴。OSはWindows 7 Home Premium(32bit版)を搭載する。
上位機種はCore 2 Duo P8700(2.53GHz)、4GBメモリ、320GB HDD、DVDスーパーマルチドライブなど。下位機種はCeleron 900(2.20GHz)、2GBメモリとなる。
発売は10月22日。予想価格は上位機種のOffice Personal 2007搭載モデルが14万円台半ば、Office Personal 2007 with PowerPoint付が15万円前後。下位機種はOffice Personal 2007付で12万円前後。
カラーバリエーションは、リュクスホワイトとプレシャスブラック。
リュクスホワイト | プレシャスブラック |
●dynabook CX
13.3型液晶のコンパクトノート。筐体が新しくなり、楕円形のスピーカーや、フラットなセミグロッシーなキーボードなど、最近のdynabookデザインの要素が取り入れられた。ボディカラーはリュクスホワイトのみ。
CPUは、EX同様に、上位機種がCore 2 Duo P8600(2.40GHz)、下位機種がCelron 900。CPUとメモリ容量だけでなく、上位機種はHDMI端子やGigabit Ethernetを装備するなど仕様面での差が大きい。
発売は11月上旬。予想価格は、上位機種が17万円前後、下位機種が14万円前後。OSはWindows 7 Home Premium(32bit版)を搭載する。
dynabook CX | 光ドライブを右手前に搭載する |
(2009年 10月 13日)
[Reported by 伊達 浩二]