台湾ASUSTeK Computerは、IntelのCULV(Consumer Ultra Low Voltage)プロセッサを採用したスタイリッシュノート「U」シリーズを7月順より順次発売する。
液晶を開いて横から見た姿が「天から舞い降りた蝶」をコンセプトにデザインしたというスタイリッシュな新シリーズ。キーボードとタッチパッドにバックライトを内蔵。タッチパッドは指でなぞると、それに合わせてドット状のパターンが上下に移動する。
また、Altec LansingのスピーカーおよびSRS Premium Soundを搭載するほか、標準でHDMIを装備するなど、マルチメディアに向けた仕様にした。
12.1型の「U20A」は7月下旬発売で、価格は99,800円。主な仕様は、超低電圧版Core 2 Solo SU3500(1.4GHz)、メモリ4GB、HDD 320GB、DVDスーパーマルチドライブ、1,280×800ドット(WXGA)表示対応12.1型液晶、Intel GS45 Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、Windows Vista Home Premiumを搭載。
U20A | 本体右側面 | 本体左側面 |
天板は光沢がある | タッチパッド表面が指の動きに追随して光る | キーボードもバックライト内蔵 |
15.6型の「UX50V」は7月中旬発売で、価格は129,800円。主な仕様は、超低電圧版Core 2 Duo SU9400(1.4GHz)、メモリ4GB、HDD 500GB、DVDスーパーマルチドライブ、1,366×768ドット表示対応15.6型液晶、GeForce G105M(512MB)、Intel GS45 Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、Windows Vista Home Premiumを搭載。ビデオ機能はNVIDIAとIntelを切り替えられる。
UX50V | 本体右側面。光学ドライブはスロットイン式 | 本体左側面。実はこちらの方がU20Aより薄い |
今後アルミ天板の「UX30」も登場予定で、発表会場に参考展示された | Eee Keyboard PCも参考展示された |
両製品ともプラス2万円でOffice Personal 2007が付属するモデルを用意。また、電源オンから8秒で起動し、ブラウザやSkype機能などを備えたExpressGateを搭載する。
インターフェイスはほぼ共通で、USB 2.0×3、SDカード/MMC/メモリースティック(PRO)/xD-Picture Cardスロット、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth V2.1+EDR、Gigabit Ethernet、HDMI、ミニD-Sub15ピン、音声入出力、S/PDIF出力、130万画素Webカメラを装備。U20AはExpressCard/34スロットも備える。タッチパッドはマルチタッチ対応で、UX50Vはテンキー付き。
バッテリはリチウムイオンで、駆動時間はU20Aが約8.3時間、UX50Vが約4.93時間。本体サイズと重量は、U20Aが298×230×22~29.6mm(幅×奥行き×高さ)/約1.8kg、UX50Vが385×257.8×18.6~28.6mm(同)/約2.6kg。USBマウスと2年間のグローバル保証が付属。Windows 7優待アップグレードの対象となる。
(2009年 6月 26日)
[Reported by 若杉 紀彦]