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Bluetooth LEが最大7.5Mbpsに高速化。「Bluetooth HDT」発表
2026年7月29日 17:39
Bluetooth Special Interest Groupは7月28日(現地時間)、Bluetooth LEの新機能規格「Bluetooth High Data Throughput(HDT)」を発表した。ロスレス/ハイレゾ音源のストリーミング配信、ファームウェアアップデート(OTA)、写真データの送受信、医療用画像データや高頻度なセンサーテレメトリといった大容量データ転送への応用を見込む。
Bluetooth HDTは、Bluetooth LEの最大データ転送速度を大幅に引き上げる新規格。従来の2Mbpsから最大7.5Mbpsへ向上させ、Bluetooth LE特有の省電力性を維持したまま高速通信を実現する。前方誤り訂正(FEC)や適応型ビットレート技術の採用により、電波干渉の影響を受けにくい安定した接続環境を提供する。
シグナルレートは毎秒2メガシンボルで、シンボルあたり載せるビット数を増やすことで、2Mbps、3Mbps、4Mbps、6Mbps、7.5Mbpsの5段階のビットレートを実現し、通信環境に応じて自動的に切り替える仕組みだ。変調方式にはQPSKとQAMを採用し、最大ペイロードサイズは約8,000B以上に達する。セキュリティ面では暗号化方式にAES、鍵交換方式にECDHを採用し、MIC長は64bitと128bitの2種類に対応する。
2026年後半にリリースが予定されている次期「Bluetooth Core Specification」で正式に採用される見込みで、現在はドラフト仕様が公開されている。将来的には5GHz/6GHz帯域への対応やIPv6通信といった他の新機能と並んで、Bluetooth技術を次のステージへ引き上げるという。




















