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BitLockerの負荷を70%削減。vPro版「Core Ultraシリーズ3」

 米Intelは3月25日(現地時間)、vProに適合する「Core Ultraシリーズ3」を発表した。

 Core Ultraシリーズ3は、Panther Lakeの開発コードネームで知られるプロセッサで、個人向けは既に発売/展開中となっている。今回、法人向けの機能を盛り込んだvProに適合するモデルが発表された。

 vPro適合のCore Ultraシリーズ3では、セキュリティの強化に重点を置いて開発されており、Windowsで使われるBitLockerに対して初めてハードウェアレベルの保護を提供。CPU使用率を70%削減でき、バッテリ駆動時間とストレージ性能を向上させられる。

Core Ultraシリーズ3の特徴
【表】vPro適合Core Ultraシリーズ3のSKU
プロセッサコア数Pコア 最大周波数(GHz)キャッシュ(MB)NPU性能(PTOPS)内蔵グラフィックスGPU性能(PTOPS)ベース/ターボ電力(W)
Core Ultra X9 388H165.11850Intel Arc B390(12コア)12265/80
Core Ultra 9 386H164.91850Intel Graphics(4コア)4065/80
Core Ultra X7 368H1651850Intel Arc B390(12コア)12265/80
Core Ultra 7 366H164.81850Intel Graphics(4コア)4065/80
Core Ultra 7 36584.81249Intel Graphics(4コア)4055
Core Ultra 5 338H124.71847Intel Arc B370(10コア)9865/80
Core Ultra 5 336H124.61847Intel Graphics(4コア)3765/80
Core Ultra 5 33584.61247Intel Graphics(4コア)4055
Core Ultra 5 33264.41246Intel Graphics(2コア)1855

 また、AI主導のリアルタイム脅威検出「Intel TDT-DTECT」をサポート。CPUのテレメトリ機能を使用することで、マルウェアをマシンコードレベルで特定し、AIモデルにより高度な脅威もリアルタイムで検出してブロックできるという。

 さらに、CrowdStrike Falcon Data Protectionが新たにIntel NPUを活用できるようになり、機密データの漏洩を未然に防ぐことができるとしている。

 このほか、ハードウェアコンポーネントの真正性を検証し、指定された地域で製造されたことを証明できるサプライチェーン認証サービス「Intel Assured Supply Chain」の強化、10年間のベースラインサービスの提供を行なう。

セキュリティの新機能や強化点

 管理面では、生のテレメトリデータからデバイス上のAIを活用し、デバイス内で自動的に性能やバッテリ寿命に関する問題を修復できる「Device IQ」を搭載。また、Microsoft Intuneに統合されたデバイス管理「Intel vPro Fleet Services」をサポートする。

生のテレメトリデータから性能やバッテリ寿命に関する問題を自動修復するDevice IQ
Microsoft Intuneに統合されたデバイス管理、Intel vPro Fleet Services

 このほか、高い信頼性や応答性の基準を満たすように設計されたアプリや周辺機器の認定プログラム「Intel vPro Certified Apps & Accessories」も導入するとしている。

アプリや周辺機器の認定プログラム「Intel vPro Certified Apps & Accessories」も