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「Adobe Animate」の提供終了撤回、無期限で利用可能に。ファンの悲鳴が届いたか

 Adobeは2月2日(米現地時間)、2Dアニメーション制作ソフト「Adobe Animate」(以下Animate)の販売を終了すると発表し、購入済みユーザーのサポートも順次終了すると予告した。しかし2日後の2月4日、同社は公式サイトのアナウンスを更新。販売とサポートの終了を撤回し、Adobe Animateをメンテナンスモードへ移行すると発表した。

 同社は当初、Animateの販売やサポートを将来的に終了する旨の電子メールを顧客へ送信していた。しかし、ユーザーコミュニティからは懸念や反発、悲鳴が続出。これを受け、方針転換に至ったと見られる。同社コミュニティチームに所属するマイク・チェンバース氏は、自身のX(旧Twitter)アカウントにて「共有した内容は我々の基準を満たしておらず、混乱と不安を招いた」として謝罪している。

 メンテナンスモードでは、新機能の追加などは行なわれない一方、セキュリティ修正およびバグ修正は継続して提供される。Animateの提供自体は終了せず、既存ユーザーだけでなく新規ユーザーも引き続きアプリケーションをダウンロードして利用できる。利用期限なども設けられていない。同社は、開発状況にかかわらず、ユーザーが作成したコンテンツへ長期的にアクセスできるよう尽力するという。

 Animateはかつて「Adobe Flash Professional」の名称で親しまれ、Flashアニメなどを制作する標準的なツールとして広く利用されてきた。現在はHTML5コンテンツを作成するツールとして利用されている。